WindowsサンドボックスをHomeに提供しないのはウイルスを流行させたいため?
間もなく、Windows10の大型バージョンアップ:「Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)」
が登場すると言われています。
前回の大型バージョンアップ(2018October)では、バージョンアップ時にファイルが消失してしまうなど、大きな失敗をしたマイクロソフト。
2019Mayの導入には慎重にならざるを得ません。
が、2019Mayには「Windowsサンドボックス」という(私にとって)待望の機能が導入されます。
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「Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)」の新機能を紹介する本特集。第2回となる今回は、目玉機能ともいえる「Windows Sandbox」を紹介する。
壊しても大丈夫な実験環境
サンドボックスにもいろいろありますが、2019 Mayのサンドボックスは
「本体と隔離された領域で、ソフトウエアの安全性を確認する環境」のこと。
あゃしいソフトを一旦動作させて、ウイルス等が無いことを確認する場所です。
この機能。待望んでいました。
別に不正ソフトを動作させようと言うわけではありませんが・・・
フリーウエアなどでも、exe版やインストーラー版などでは何をされるかわからないので、新しいものを試すのは勇気がいるもの。
なので、仮想PCと古いWindowsで自前で仮想環境を作成して、動作確認してから、メインPCで利用していました。
(というか、フリーウエアの導入を見送る一番の理由が、インストーラー版しかない。です)
が、時期Windowsではサンドボックスがシステムの機能としてお手軽に利用できるとのこと。
OSのイメージファイルも仮想HDDも不要。
Virtual PC(2004)の時代から自前で構築していたのが、ようやく基本機能になりました。
これはめでたい。
と、思っていたところ・・・この機能はWindows 10 Pro又はEnterprize限定。
自宅のPC環境は、メインはWIn10 HomeのノートPC+Win10Proのデスクトップで、デスクトップ側で利用可能なのですよいのですが、
こういう、セキュリティ対策機能みたいなのをHomeバージョンに導入しないのは、マイクロソフトは何を考えているのでしょうか。
というか、消費税増税前に、デスクトップPC(グラフィックボード付)の買い替えを考えているのですが、
市販のPCの多くはWindows Homeが搭載されています。
現在のProから変更すると、仮想PC(Hyper-V)が無く、リモートデスクトップアクセスができず、BitLocker(暗号化機能)もない。
性能を削って、価格を下げた製品にしてバリエーションを揃える。
商売の基本ですが、OS(Windows)に必要でしょうか?
HomeからProへのアップグレードは可能とはいえ、14000円と高価。
さらに面倒なのが、Microsoftアカウントへの登録が必須なことです。
「PCには最低限の個人情報しか入れない」としている私にとって、PCの利用状況を追跡されるMicrosoftアカウントは恐怖以外の何者でもありません。
(Twitter, Facebook, なんて論外です)
幸いにもマイクロソフトの収益メインはOfficeとAzureで、Windowsの位置づけは下がってきています。
機能を削ってOSのラインナップを増やすなんていう小細工はやめて、
Windowsを1種類(Home+Pro)にしてくれないかなぁ。と思うfocuslightsでした。