focuslightsの満たされない日々

日々の恨みつらみなど。文句などありましたら、コメントへどうぞ

他人の指摘をする前に、自分の無知を疑うべき。と思った

2022年の年末にお休みを貰えたので、平日の東京を散歩しました。
お茶の水駅から靖国通りのスキー用品店街を抜け古書店街へ。てくてく。

で、神保町のすずらん通りを歩いていた時に見つけたお店のショーウィンドーがこちら。

神保町文房堂
「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」

ん?「ご遠慮はありません」って、どういう日本語?
「遠慮はいりません」の誤植?
ディスプレイ担当者は日本語が怪しいひとなのかな?

いつかネタにしよう。なんて思いつつ写真をパチリ。



が、年始に「ざつ旅-That's Journey- 」(12話、花巻)を読んでいて、上記の文言が宮沢賢治の引用だと知りました・・・
comic-walker.com


「ざつ旅-That's Journey- 」 ©Kenta Ishizaka 2019、コミックウォーカー

まさか、宮沢賢治の「注文の多い料理店」が元ネタだったとは。



自分は文芸関係はさっぱり。
注文の多い料理店」も読んだことがないのですが・・・
元ネタを知らずに日本語の文法批判をしていたら恥をかくところでした。
さりげなく猫の置物もありますね。小粋です。

何かを発信しようとするときは、慎重に調べてからのほうがいいな。と改めて思ったfocuslightsでした。


ところで、「ざつ旅-That's Journey- 」の話ですが、自分は一時期「初日の宿だけ決めて、そのあとは現地で決める1週間旅」というのをしていたことがあります。
下調べが足りないので、「ざつ旅」のように、お目当ての観光地が工事中だったりすることもしばしば。
「ざつ旅-That's Journey- 」、面白いです。
また旅ができるようになるといいな。