お正月休みに、バックアップを兼ねて古いHDDの整理をしていました。
使わなくなっていたHDDを大容量HDDにコピーして、内容別に整理。
昔遊んでいた懐かしいゲームとか出てきて、結構時間がとられました(笑
バックアップを取っていて驚いたのが・・・
「ウイルスと脅威の防止」で次から次へと「望ましくない可能性のあるアプリ」が見つかること。
調べてみたところ、該当ファイルは、「RDP Wrapper」というツール。
WindowsのHomeエディションでリモートデスクトップを利用するためのツールでした。
今はWindows Proを利用しているので、リモートデスクトップは標準で装備されているのですが、昔はHomeを利用していたので、リモートデスクトップ機能がありませんでした。
そんなWindows Homeでもリモートデスクトップを使えるようにするツールが「RDP Wrapper」。
実はウイルスソフトだったの???と思って調べてみたところ・・・
リモートデスクトップサーバーの機能をHome Editionで使われるとProとの差がなくなってしまうので、ユーザーにとって便利なツールをウイルスとして認識させて、動作させないようにしているようです。
Windows10 1803以降で対策されたRDP Wrapperをインストールする | つくみ島だより
自社にとって都合の悪いツールを、ウイルス認定して、動作させなくするって、どんな独裁者でしょうか。
Facebookがトランプ大統領のアカウントを凍結するなど、GAFAの独善が批判されたりしますが、マイクロソフトのWindowsセキュリティもかなりのジャイアン的な振る舞いだと思います。
Home EditionではリモートデスクトップのほかにHyper-Vも削除されています。
Hyper-Vがあると、仮想環境を用いたインターネット分離やWindowsサンドボックスによる、新しいツールの動作確認など、各段にセキュリティが向上します。
が、マイクロソフトはHomeに必要ない機能としています。
メーカー品のPCの多くはWindows Homeですが・・・
使いにくいWindowsを売って、マイクロソフトは幸せなんだろうかと思うfocuslightsでした。