コインランドリーの費用対効果
新しいマンションに引っ越ししてびっくりしたことの一つに、隣のビルの1階に「コインシャワー」と「コインランドリー」が設置されていたことです。
コインシャワーって、「黄金伝説」でオードリー春日が利用していたり、家にお風呂がない下宿街のものだとおもっていたのですが、新居はそういう場所じゃないので、ちょっと違和感がありました。
それよりびっくりしたのがコインランドリー。
私は、年に何回か地方に長期旅行(10日くらい)に出るときがあるのですが、だいたい3日分くらいの着替えを用意して、コインランドリーを活用しながら旅行しています。
てっきりコインランドリーとは、「旅行者のためにあるもの」だとおもっていたのですが、都内の住宅街にあるとは・・・
確かに最近、コインランドリー経営が流行っているとは聞いていましたが、本当なんですね。
で、利用者の観点から、費用対効果を考えてみました。
独身として、週2回、月8回利用するとしてコスト計算していました。
自身の洗濯機を所有した場合のランニングコストは:
50Lの洗濯機として、洗濯・すすぎで150L、8回利用で1200L(1.2 m3)。
水道料金と下水道料金の月額はおよそ300円といったところでしょうか。
洗濯機は購入価格4万円。10年で原価償却として月333円。
電気代は誤差とすると、洗濯機を自前で持つには、633円/月といったところ。
一方コインランドリーの場合、使用料250円。月8回で2000円。
この差を大きいとみるか、小さいとみるかは、コスト以外のメリット・デメリットの比較が必要になります。
コインランドリーを利用するメリット
コインランドリーを利用するデメリット
- 前の利用者がわからず、清潔かどうか不安
- 洗濯ものが盗まれないように見ていなければならない
- 外出用の服装で、コインランドリーに行かなければならない
- ランドリーがすべて使用中で、待たなければならない場合がある
洗濯機を所有するメリット
- いつでも自由に利用できる(騒音を除き)
- 部屋の中なら、全裸でも利用可能
- (望むなら)定期的に、掃除・除菌ができる
- 小銭を用意しなくてもよい
洗濯機を所有するデメリット
- 故障時は自己責任で修理しなければならない
- 洗濯機があると引っ越し時の見積もりが高くなる
- 洗濯機の設置面積分の家賃を払わなければならない
最後が重要で、都内のワンルーム(占有20m2,家賃8万円)の場合・・・
洗濯機の設置面積が1m2だとすると、洗濯機のために月々4000円の家賃を払っていることになります。
その分、クローゼットなどが設置できれば部屋を広く使えると思うと、デメリットです
気持ち的に・・・
直前に誰が使ったかもわからないような洗濯機を使うのはやっぱり抵抗があります。
家電の中では、洗濯機が一番重要かも。と思うfocuslightsでした。