マイナンバーカードを保険証として使うのはおかしいと思う。
2022/6/30から、マイナンバーカードを保険証として登録すると7500円分のポイントがもらえる、マイナポイントが開始されました。
マイナンバーカードの普及のため、現金相当のバラマキとは・・・
政府もなりふり構わず。という感じですね。
自分としては、マイナンバー制度自体は賛成なのですが、保険証として利用するのは間違っているんじゃないの?と思います。
一つは、マイナンバーを他人に知られたくないから。
基本的に、マイナンバーは他人に教えてはいけないものです。
Q1-7 マイナンバーは誰にでも提供してもいいのですか。それとも人に見られてもいけない番号ですか。(デジタル庁 マイナンバー FAQ)
A1-7
マイナンバーは社会保障、税、災害対策の分野の手続のために行政機関等に提供する場合を除き、むやみに他人に見せることはできません。これらの手続のためにマイナンバーを提供することができる具体的な提供先は、税務署、地方公共団体、ハローワーク、年金事務所、健康保険組合、勤務先、金融機関などが考えられます。なお、マイナンバーが見られたり漏れたりしたとしても、マイナンバーだけで手続はできませんが、個人のブログなどでご自身のマイナンバーを公表するといったことは法律違反になる可能性もありますので、絶対にしないでください。(2015年12月回答)
総務省のチラシでは「マイナンバーは見られても大丈夫じゃ」と宣伝していますが、番号を他人に知られるのはリスクとしか感じられず、病院で見せるのはちょっと嫌。
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律
第十九条 何人も、次の各号のいずれかに該当する場合を除き、特定個人情報の提供をしてはならない。
第二十条 何人も、前条各号のいずれかに該当する場合を除き、特定個人情報(他人の個人番号を含むものに限る。)を収集し、又は保管してはならない。
もう一つは、マイナンバーカードを持ち歩きたくないから。
健康保険証も紛失時に悪用のリスクがありますが、すべてが一元管理されるマイナンバーカードを紛失した時のリスクは半端ないです。
マイナンバーカードがあれば、「写真付き身分証明書」として、オンラインで銀行口座がいくらでも作れますよね。
ちなみに再発行費用は1000円(800円+200円)とのこと。
3点目は、病歴が一元管理されること。
マイナ保険証だと、「医師に自分の病歴や服用している薬の説明をいちいちしなくて済む」というのがメリットだそうですが、これって怖いですよね。
若いときに感染した性病が、いつまでたっても医師にみられるってゾッとします。
自分はマイナンバーカード制度が開始された直後から利用しているのですが・・・
何度か引っ越しをして、住所変更欄がいっぱいになってしまっています。
次に引っ越すと、マイナンバーカードの再交付に2か月半(北区のばあい)その間、マイナンバーカードは使用不可だそうです。
2か月半も保険証なしで生きていくのはつらいなぁ。と思ったfocuslightsでした。