focuslightsの満たされない日々

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退職前に有給をまとめて消化する理由

こちらのブログに「退職直前に有給休暇をすべてを消化する意味のわからなさ」という記事がありました。
blog.asimino.com

記事を読むと、有給消化を否定しているというより、「普段から有給を取ろうよ」という趣旨みたいですね。

個人ブログの意見に批判するのはあまり好きではないのですが・・・
同僚や部下が退職するのをたくさん見てきた私からすると、「退職前に有給休暇をまとめて消化する」のって、あたりまえの気がします。

というのも、よくあるパターンとして。

  • 退職するなら、同僚に業務を引き継ぐ必要がある。
  • でも、退職が公表されるのは退職日の1か月前
  • なので、公表されたら、なるべく早くに引き継げるように、あらかじめ引き継ぎ文書を作成しておく(退職前月)
  • 引き継ぎ準備をしている間は、休みを取っている暇はない。むしろ残業しまくり
  • 退職が公表されたら、1週間で引き継いで、身辺整理
  • 引き継ぎ終了から、退職日までの3週間(15日分)は有給を使って、引っ越しや役所手続き、転職先での業務のための勉強や資格取得にあてる。

といった感じでしょうか。

ちなみに、リフレッシュのための長期旅行は、退職日の2か月ほどに取得しておいて、同僚に悟られないようにするのがセオリーです。

「有給をすべて使い切る」というは、「次の仕事場でスタートダッシュをかけるための準備期間」と思えば、退職前にまとめて休みたくなる気分はわかるでしょうか。

人事がもっと早く退職を公表してくれれば余裕をもって、引き継ぎ業務ができるのですが・・・
なかなか公表しないうえに、「公表までは退職することを口外することは厳禁」とくぎを刺してきます。
さらに、「就業規定で、引継ぎをしない場合、退職金は支払わない」ってなってます。

なので、公表→全力で引継ぎ→有給消化

まぁ、普段から業務内容が共有されていたり、引き継ぎの不要な単純業務ならこんな苦労はないと思いますが。


若いっていいなぁ。と思ったfocuslightsでした