最近痛感した名言
昔、「コンシェルジュ」という漫画を読んで、心に残ったセリフがあります。
低い勤労意欲と様々な教育レベルの人達が集まった社会で経営に必要なものは
まずマニュアルであり、そこから逸脱しないことが大切になってくるんです
最近会社のメンバの入れ替えがあって、メンバー間の質のばらつきが問題になっています。
これまでもメンバー間にはそれぞれ得意・不得意分野のばらつきがあって、
それを補うためにSOP(標準業務手順書)やマニュアルがあって、なんとかやってきました。
が、医療資格を持つものから、頭蓋骨を「ずがいこつ」と読んでしまうようなメンバーまでが集まると大変。(正しくは「とうがいこつ」)
マニュアルって、「最底辺の者に合わせて、レベルを低く設定する」必要があるため、マニュアルのレベルダウンが必要になってきました。
上記のコンシェルジュは、アメリカのように教育レベルのばらつきが大きな社会の話。
日本は、「会社員は平等」のスタンスで組織が構成されていることが多く、スキルの足りないメンバーがいればみんなで教育して引っ張り上げる。というのが前提ですが・・・
教育が済んだら他社に転職したり、他社から文化の違う人が転職してきたりするのが常態化すると、業務の細分化、分業化をしないとダメな時代になってくるんでしょうかね。
特にプロジェクトマネジメントの勉強をした後では、このベテランもこちらのバカも、どちらも1FTE(Full Time Equivalent:1労働人口)かと思うと馬鹿らしくなります。
最近景気が良くなって、転職市場が活発化していますが、良いことばかりじゃないなぁ。と思うfocuslightsでした。