focuslightsの満たされない日々

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メーカー製PCの落とし穴

最近、とある資格試験に合格して、余暇に余裕ができました。
で、昔ちょっとはまった「PSO2」(ファンタシースターオンライン2)を再開してみようかな。と思いインストールしたところ・・・
2・3年前はノートPC(Intel Graphics 4600)でも快適に動いていたのに・・・
しばらく遠ざかっていた間にバージョンアップしてもう少し高性能なGPUでないとまともに動作しなくなっていました。

今使っているのはHaswell(第4世代) Corei7 Memory16GB SSDのノート。
ゲームをしなければまだまだ快適に使えます。

でもPSO2にはGPUが必要。選択肢としては

  • GPUを搭載した最新ノートPCに買い替える(12万円)
  • 第7世代(Kaby Lake)のデスクトップPCにGPUを乗せる(8万円)
  • 第8世代(Coffe-lake)のPCが安価になるまで待つ(20万円)
  • Ryzen PC(デスクトップ)にGPUを乗せる(7万円)
  • 中古の第4世代デスクトップ(2万円)に中古GPU(1万円)を乗せる

第8世代(Coffe-lake)が普及したら買い替えようと思っていたので、第7世代(Kaby Lake)に大枚をはたくのはちょっと抵抗があります。
あと、昔はAMD派でPentium4には目をくれずに、ずっとAthlon/AthlonXPを利用しいたのですが、いまはアンチAMD
ということで、Ryzenはちょっと嫌。

で、思いついたのが中古の第4世代デスクトップにグラボを乗せる案。
かつ企業のリース明けPCなどは、Windows10がProなのでリモートデスクトップやvProなど、Homeでできなかったことができます。

かつ、いま手元にフルATX(600W)のPCが眠っているのですが、邪魔でしょうがない。
ということで、メーカー製のコンパクトデスクトップを探しました。

が、これがトラブル続き(泣き
メーカー製のコンパクトデスクトップ=「そのパソコンのためにバリバリカスタマイズされている」ということを思い知らされました。



まずは、PC選び。
外国メーカー(Dell, Lenovo, Acer)等のデスクトップは電源容量が少ないものが多く(180Wクラス)、GPUを追加すると動作がやばそうでした。
一方東芝(ESPRIMO)やNEC(Mate)は260W電源で、大丈夫そう。

●ということで、はじめ、東芝のESPRIMO(D583)を購入しました。
同等品モデル品にオプションでRADEONモデルもあり、マザーボードにPCI Expressx16があるのが確実だったのが理由です。
が、届いたものは・・・
 確かにマザーボード上にPCI Expressx16ソケットはありました。
が、購入時に「RADEONモデル」を選んだ場合はPCI Expressを利用できる特注「ライザーカード」が付属するのですが、
通常モデルの場合は、PCI Express→ノーマルPCI変換ライザカードがふぞくするという謎使用。
まぁ、CPUにグラフィック機能がついているので、PCI Expressを利用するのは少数は何でしょうが、わざわざスペックダウンさせるのはなんででしょうかね。

ライザーカードだけを購入するのは不可能なようで、ビデオカードの増設は不可能でした。

次に購入したのが、NECのMate MK32M/B-H (TypeMB)
こちらは2013年10月 に発売された) B85 Express チップセットの製品です。
画面写真を見ると、Low Profileですが、PCI Expressx16も普通に装備されており、問題なさそう。
ということで購入したのですが・・・どうやってもGeforceが動かない。

ツクモのページによると
2012年ころに発売されたP67・Z68・H77・Z77・X79のチップセットを搭載しているマザーボードはUFEIに対応していなくて、最近のグラフィックボードが動かないそうですが、このPCはUFEI対応。
blog.tsukumo.co.jp

BIOSを更新したり、SecurebootやCSMをいじっても、どうしても起動しない。

上記サイトによると
>その場合には、BIOSUEFIになっていないグラフィックボードを探すか、マザーボードの交換が必要です
つまりあきらめろということ。

残念ながら、MK32M/B-H もゴミになりました。

最後に試したのが、MJ33M/L-J(Type ML)
2014年6月に発表されたH81 Expressチップセットの機種です。
TypeMLはTypeMBに比べるとチップセットが低スペック。
逆に言うと、ビジネスPCの管理者用の「Intel ME Firmware」が搭載されておらず、かなり素直なPC。

最後の望みをかけて購入したところ・・・
何の問題もなくGeforce GTX 750 TIが起動しました。

PCI Expressx16がGen2.0でGPU(Gen3.0)を生かし切れていませんが、それほど性能差は無いようです。

ようやく望みをかなえることができました。

しかし・・・
ESPRIMO(2万)+MK32M/B-H(2万)+MJ33M/L-J(2万)+Geforce GTX750 Ti (1万)で合計7万。
ヤフオクとかで処分すればいいんでしょうが・・・
初めからメーカー製の高スペックPCを購入したほうが安かったなぁ

自分が最後に自作をしたのは、初代Core2DUO(E6700)で、2006年といえばもう10年前
技術は変な方向に進歩しているのですね。(セキュリティレベルばかり高くなっているイメージ)
まぁ、いろいろと勉強になったなぁと割り切っているfocuslightsでした。



>昔はAMD派だったけど今はアンチAMD
ですが・・・
マルチコアのCPUが流行りだした頃、デュアルCPUが欲しくてたまらない時期がありました。
でも、Athlon 64 X2(アスロン64の2コア)がめちゃくちゃ高価だったんですよね。
当時は、intelPentium4で失敗して、AMDが殿様商売をしていた時代。
そんななか、intelCore2Duoを適価で販売したので、速攻でintel派に乗り換え、AMDには二度と手を出さないようになった次第。
そういえば、GPUAMDは避けてますね