focuslightsの満たされない日々

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痛み止めの適用外使用

ロキソプロフェンという消炎鎮痛剤があります。
NSAID(非ステロイド系消炎鎮痛剤)の中でも、効き目が強いお薬というだけでなく、(たしか)2011年に処方箋なしでもドラッグストアーで購入できるようになった鎮痛剤です。

で、数年前私は、ダイエットも兼ねたランニング(10kmくらい)にハマっていて・・・
「走る前にロキソニン(ロキソプロフェン)を飲む」という使い方をしていました。
というか、それが当たり前だと思っていました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170506-00000012-mai-sociheadlines.yahoo.co.jp

成人男子選手の69%が非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を服用していたことが分かったのです。NSAIDsとはジクロフェナク、イブプロフェン、ロキソプロフェンやセレコキシブ(それぞれ代表的な商品名はボルタレン、ブルフェン、ロキソニン、セレコックス)などの痛み止めのことです。私たちドクターランナーが、市民ランナーに走る前にはできるだけ飲まないように、と警告している薬を、なんと世界の頂点にいるエリート選手の7割が試合前に服用していたのです

>痛み止めを服用しながらスポーツをすることは、メリットがないだけでなく、リスクが非常に高い行為です。やるべきではないのは、明白です。
とのことですが・・・

走っていると土踏まずや足背筋が痛みを覚えるので、その予防に鎮痛剤は有効だと思いました。
WADAのガイドラインにも、「ロキソプロフェンはドーピング薬ではなく、利用可能なもの」としてリストアップされていて無問題のはず。

とおもったのですが、リスクが非常に高い。と一刀両断です。



たしかに、鎮痛剤のせいで痛みを感じなくなり、自己修復不可能なダメージを負うような状況は最悪です。

でも、アニメ「ベイビーステップ」でもやっていたように、スポーツのトレーニングって、体の限界を少し超えるような「シゴキ」を行った後、回復して強くなっていくのがセオリ。
www.nhk.or.jp

その過程で、鎮痛剤を飲んでいて何が悪いのでしょうか。



唯一私が責められるとしたら・・・
薬剤師さんに嘘をついていたこと(笑

ロキソニンの購入時には、薬局で問診があるのですが、当然「ジョギング前の服用」など認められていないので・・・
ドラッグストアの薬剤師さんには「時々偏頭痛で眠れなくって困ってます」。と答えていました。

たいてい薬剤師さんは、「胃が荒れやすいので、食事と一緒に服用してくださいね」と指導されるのですが・・・
ダイエットも兼ねたジョギング。
一切食事をせず、水分(お茶)だけで飲んで走ってました(笑

ジョギングには良くても、胃潰瘍になったら最悪ですね。

ジョギングをやめて久しいのですが、ロキソニンだけは常備しているfocuslightsでした。
(飲みませんが)


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あと、私はちょっと頻尿気味なので・・・
長時間トイレに行くことができないシチュエーションでは、水分を控えると同時にロキソニンを服用したりします(人前で長時間、プレゼンをしなければならないときとか)。
頻尿防止は、痛み止めと違って効果の有無がいまいち実感しづらいのですが。