法律で定めるのは労働時間ではなく、休暇の自由だと思う
田母神さんがtwitterで正論をぶちまけています。
NHKで先制の過労死を放送しているが私は過労死なんて本当にあるのかと疑問に思っている。こんなことを言えば多分大批判を受けるだろう。しかし大人なんだから疲れて倒れそうだと思ったら休憩すればよい。日本の国全体がさぼりやすい国を目指しているようだ。受験生も勉強時間を法律で限定するのか。
— 田母神俊雄 (@toshio_tamogami) 2017年5月12日
NHKで先制の過労死を放送しているが私は過労死なんて本当にあるのかと疑問に思っている。こんなことを言えば多分大批判を受けるだろう。しかし大人なんだから疲れて倒れそうだと思ったら休憩すればよい。日本の国全体がさぼりやすい国を目指しているようだ。受験生も勉強時間を法律で限定するのか。
この方、政治家を目指すするならもう少しオブラートに包めばいいのに・・・
と思うのですが、言っていることは正しいと思います。
長時間労働で倒れるのは、長時間労働したからなのではなく、そのあと休息できないから。
労働時間や疲労の感じ方なんて人それぞれなのに、そんなことを法律で決めてしてなんになるのでしょうか。
私が以前、研究職をしていた時代の話。
人事異動で上司が変わったとき、最初の面談で言われたことが忘れられません。
- 研究職は成果が自分に還元される職業なので、若いうちは体力の限界まで働け
- 朝起きて、今日は仕事をしたくないなぁと思ったら、いつでも休んでいい。有給休暇はそのためにある。
- 働いていると、3ヶ月に一度くらいは「今日はサボりたいな」と思うのが普通。そんな日は無理して会社に来ないで、「風邪気味なので休みます」とメール一本入れろ。(返信も一行だけ)
- 嘘の理由で休むときは、外出は近場のコンビニくらいにして、家でじっとしていろ。(他人にみられると面倒なので)
- 休めないイベントがあるときは、前後の勤務時間を調整しろ。
とのこと。
この上司、部下のためをおもって言っているのではなく・・・「面倒事がいやだから」という理由。
以前の部下が、勝手に頑張って、勝手に鬱になって大変な思いをしたので、最初に明言することにしているんだそうです。
>大人なんだから疲れて倒れそうだと思ったら休憩すればよい。
幸いにも私は、その後の職場でもこういう環境で仕事ができ、過労でたおれたことはありません。
が、世の中には過労死が実際に存在します。
それは、労働時間が長いことが原因ではなく、「休みたいときに休みを取れない」というのが本質と思います。
「ここは頑張りたい」と思っても、法律が邪魔して働けない。
そんな、国力を低下させるような仕組みって、誰が望んでいるのでしょうか。
労働時間を制限するんじゃなくて、休みたい時に休める社会が必要なんじゃないかとfocuslightsは思います。