focuslightsの満たされない日々

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エレベーターの奥の扉

多くのエレベータには、入り口と反対側の壁に、鍵のついた扉があります。

これ、トランク付きエレベーターと呼ばれるもので、救急搬送の時、担架がエレベータ内に入りきらないとき、この扉をあけると、担架の足が突き出せるスペースが確保されているものです。

こちらのページに詳しく説明されていました。
aokisekkei.exblog.jp

鍵も統一されていて「EMTR(Emergency Medical Trunk Room)」、救急隊員は合鍵を持っているとのこと。

救急搬送専用というわけではなく、引っ越しや内装工事の際に大きな荷物を運ぶのに使われたたり・・・棺桶を運び出すのにも活用されているとのこと。



ということは、知識として知っていたのですが、どんなものか見てみたいなぁ。と思っていました。

で、先日会社から帰宅して、エレベータに乗った瞬間びっくり。
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トランクの扉が開けっ放しになっていました。
思わずスマホで連写しました(笑

本当に奥にスペースがあるのですね。
絨毯が引いてあり、養生されているということは、棺桶ではなく、工事か何かの機材搬入に利用したのじゃないかと思います。



というか・・・
エレベータの後ろに、奥行き50cmの出っ張りがあるということは・・・
エレベーターシャフトも、その分の、奥行きを確保しなければならないわけで・・・
ならば、出っ張り(トランク)をつけて、扉に鍵をするくらいだったら、はじめから担架が載せられるくらいのエレベータにすればいいんじゃないの?

と、疑問におもったのですが、なぜでしょう。
きっと、法律の規制とかなんでしょうね。



長年の疑問が解消されて満足したfocuslightsでした。



初めから担架がのせられるような大きなエレベーターにしないのは、やっぱり、法律のせいみたいですね。
www.szk-s.co.jp

・寝台用エレベーター
医療施設、福祉施設等において、寝台やストレッチャーに載せた人を輸送することを目的とするもの。法規上の取扱は乗用より緩和されており、建築基準法施行令第129条の3により寝台やストレッチャーを日常的に使用する建物以外への設置は禁じられている。