オリンピックが開催できると強弁する人たちによる影響
2021年、年初の緊急事態宣言はもう1か月延長される方向で調整されているようです。
国民のほとんどが今年7月のオリンピック開催なんて、不可能だって思っているのに、政治家は開催可能だと強弁します。
www.tokyo-np.co.jp
自民・二階幹事長が代表質問 東京五輪「開催に努力するのは当然のこと」
2021年1月20日
また全国旅行業協会会長を務める二階氏は「観光の語源は、『易経えききょう』にある「国の光をみる」から引いたものと 言われておりますが、私はこの光が「子供の笑顔」であるべきだと思っている」と主張。
さらに海外メディアが中止の可能性が指摘されている東京五輪・パラリンピックについて「わが国が、オリパラの開催を目指すのは、決して自国のためだけではない。オリパラの成功が、世界中のアスリートの支援に繋がり、それをみて、次の時代に挑もうとする世界中の子供たちの笑顔と希望につながると確信している」とし、「オリンピックパラリンピックを開催できるように努力するのは、当然のことであります」と持論を展開した。
政治家が一部の資金源に配慮してポジショントークをするのは仕方がないことかもしれません。
が、この期に及んで、黒を白と強弁するのはさすがに愚かに見えます。
そんな適当な所業が、国民のさまざまなことに影響する。ってわかるっているんでしょうか。
で、本題。
2020年のオリンピックの開会式・閉会式に合わせて、休日の日程が変更になっていました。
休日 | 例年 | 2020年限定 |
海の日 | 7月第3月曜 | 7/23日 |
スポーツの日(旧体育の日) | 10月第2月曜 | 7/24 |
山の日 | 8/11 | 8/10 |
この変更、2020年限定の特別措置法だったのですが・・・
政府では2021年も一応オリンピックを開催するということで、特別措置法がさらに改正されて、来年の休日も変更されることになりした。
>平成三十二年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法等の一部を改正する法律(令和2年法律第68号)が本年12月28日に施行
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/pdf/tokyo2020/2021holiday_flyer.pdf
休日 | 2021年の本来の日 | 特別措置法の改正 |
海の日 | 7/19 | 7/22(木) |
スポーツの日 | 10/11 | 7/23(金)開会式 |
山の日 | 8/11 | 8/8(日)閉会式 |
8/8日の翌日は振替休日
この改正案、可決されたのが2020/11/27、施行が2020/12/28。
2021年のカレンダー発注時にはどうなるかわからず、結果的に休日が間違ったカレンダーを作ってしまい、訂正連絡でてんやわんや。
あまり話題になっていないみたいですが・・・
有料カレンダーだったら、不良品で返品対応でしょうか。
いますぐコロナが収まっても、オリンピックなんて開催できるはずもないのに。
休日を変更した影響ってどれだけ大きいか政治家はわかっているんだろうかとおもったfocuslightsでした。