Core i9が出るそうだけど、PCのボトルネックって相変わらずハードディスクだよね
Gigazineにintel Core i9の記事がでていました。
gigazine.net
最上位モデルの「Core i9-7920X」は12コア/24スレッドでPCI-Expressは44レーンとなるとのこと。他にも10コア・8コア・6コアの下位モデルがあり、Core i9下位モデルは2017年6月、最上位のi9-7920Xは2017年8月にリリース予定とされています。なお、i9-7920Xについてはクロック数が明らかにされていませんが、「7920」という数字はさらに高クロックモデルが存在することを示唆していそうです。
会社ではPC作業がメインの業種なのに、長らく派遣のおばちゃんたちと同じノートPC(Core i5)で仕事をしなければならない状況が続いていました。
「PC環境が悪い」、「待ち時間で残業が発生している」と上司に訴え続けたら、メール用ノートPCとは別に、業務用PCをゲットすることができました。
なんと、Xeon(8Core)-2CPU(32 thread)、Raid 0のデスクトップPC。
ここまでのスペックは必要無いんだけどなぁ。と思いつつも、快適に作業しているのですが・・・
PCの性能を活かしきれないことが、逆にストレスになってきました。
タスクマネージャーで確認したところ、メインで利用しているアプリケーションは1コアしか利用していない模様。
それならば、バッチファイルを組んで並列で実行できるようにしたところ、ファイルサーバーとのネットワーク通信がボトルネックに。
しょうがないので、プログラム実行前にサーバーからローカルにファイルをコピーし、処理後に書き戻すようにしたところ、10タスク並列実行あたりで、今度はHDDがボトルネックに。
結局のところ、機械学習とかエンコーディングとかの特殊用途を除けば・・・
① CPUのコア数を増やしても、ほとんどコアは稼働してない。
② ボトルネックはファイルのI/Oで、ネットワークとHDD
ってことでしょうか。
そういえば、ここ10年、新しいPCを手に入れても、「速くなった」と感動することはほとんどなくなりました。
intelもAMDも闇雲にCPUの並列処理を目指していますが・・・
どうして、PC全体を高速化するような改良をしてくれないのでしょうか。
PC業界も水平分業モデル(パーツごとに会社が違う)を辞めて、真の速度を目指して欲しいなぁ。と思うfocuslightsでした
そういえば昔は、「ディスクの圧縮」ってバカにしていましたが、CPUが遊んでいるマルチコアの時代なら意味があるかもしれませんね。