テレワークって、やっぱり日本の労働風土に合わないと思う
以前テレワークの生産性についてちょっと書きましたが・・・
今回は日本の職場環境とテレワークについて。
かなり前からテレワークが導入されていて、オフィスで働いているときも、シンクライアントからクラウドのWindowsにアクセスする方式でした。
なので、基本的に会社でできる作業は、すべて自宅でもできるのですが・・・
それでも、コロナ前は1日おきくらい通勤していました。
理由は、「成果物を報告しなくてもいいから」
テレワークをしているときは、業務の終了時に部内全員あてメールで「今日は~~をしました」と業務報告が求められます。
プレゼンテーション資料を完成させました。とか××報告書をxxページ作成しました。とか、目に見える成果物を求められます。
が、仕事って、それだけじゃないですよね。
・他部署の担当への説教電話で一日が終わったり・・・
・メンバーの作っためちゃくちゃな報告書の修正とコメント入力で時間を取られたり・・・
・新人の指導で一日が終わってしまったり・・・
成果物の無い仕事って、結構ありますよね。
(だから、日本の会社は生産性があがらないんだといわれそうですが)
テレワークの日にそういう仕事をすると、終業時に報告することが無くてさぼっていると思われそうなので、
出勤日に「成果物の出なさそうな仕事」をもっぱら処理していました。
あと、テレワークで、一日ごとに成果物を求められる日々が続くと・・・
長期的な仕事に取組みにくい。
なにより、「仕事としての学習時間」がなかなか取れないのが問題。
この一年、テレワーク勤務がぐっと増えた結果、先行投資としての学習時間が減ったなぁ。と強く感じます。
このままだと業界の先端技術についていけなくなるなぁ。と焦燥感に駆られるfocuslightsでした。