みずほの個人情報取り扱い規定に同意できなくて。
みずほ銀行から、「お取引目的等のご確認のお願い」というはがきが届きました。
マネーロンダリングやテロ資金提供目的ではないか、口座の利用目的を確認するというものです。
これ自体は、ほかの銀行でも受けたことのある、普通の確認業務。
でも、みずほは一味違っていました。
指定されたホームページにアクセスして、はがきに書かれたIDパスワードを入力しようとしたところ、手が止まりました。
お客さまの個人情報の取扱いに係る利用目的
株式会社みずほ銀行(以下、「当行」といいます)は、お客さまの個人情報について、下記1の業務内容に関し、下記の利用目的の達成に必要な範囲内で取扱うこととし、その範囲を超えて取扱いはいたしません。
- 預金業務、為替業務、両替業務、融資業務、外国為替業務およびこれらに付随する業務
- 投信販売業務、保険販売業務、金融商品仲介業務、信託業務、社債業務等、法律により銀行が営むことができる業務およびこれらに付随する業務
- その他銀行が営むことができる業務およびこれらに付随する業務(今後取扱いが認められる業務を含む)
その他銀行が営むことができる業務およびこれらに付随する業務(今後取扱いが認められる業務を含む)???
これって、みずほ銀行がはじめた、個人情報販売サービスが含まれますよね。
www.itmedia.co.jp
みずほ銀、統計データビジネスに参入 法人向けに販売、邦銀初
みずほ銀行は11月10日、法人向けの統計データ販売サービス「Mizuho Insight Portal」(Mi-Pot、ミーポット)を始めた。同行が保有する顧客の年収や支出のデータを個人が特定できないよう加工した上でオープンデータなどと組み合わせ、独自プラットフォームから法人や自治体などに販売する。
ミーポットで提供するデータは顧客の年収や支出、ATMの利用状況などに関するもので、年代や性別ごとにお金の動きを把握できるという。提供データから地域ごとの年収や消費の変化などが分かるため、例えば飲食や小売チェーンが出店先の選定などに活用できるという。
こういうのが嫌で、最近、給料振込口座をみずほから他行に変更し、みずほ銀行は、公共料金などの引き落とし専用に変更したのですが・・・
それでも、自分のデータが販売されて気持ちのいいものではありません。
さらに、入力を始めると・・・
住所、電話番号、職種、勤務先、所属、役職の入力を要求されました。
利用目的の確認、マネーロンダリングの防止に、職種、勤務先、所属、役職が関係あるのでしょうか。
住所、電話番号は、銀行に届け出済みですが、改めて入力させるのは、個人情報取り扱い規約に同意した上で入力させることで、大手を振って他社に販売するためでしょう。
この時点で、入力をあきらめて、そっとホームページを閉じました。
回答しないと、口座が凍結されそうでビクビクしているfocuslightsでした。
(追記)
この投稿をした後・・・
みずほのATMで記帳しようとしたら、「ATM利用不可」の張り紙が。
¥全国の5900台のATMのうち4318台が利用できない、大規模障害とのこと。
www.itmedia.co.jp
自分は利用できなかったので、ムカついて帰ってきただけですけど、最初の人はキャッシュカードが飲み込まれて大変だったのですね。
データ更新作業で、システムダウンって、どんな低レベルなSIが作業しているのでしょうか。
みずほは、紙の通帳を廃止する方針のようですが・・・
電子通帳だけになって、データ全部飛んで、残高不明ですとかありそうですね。