2020年冬クールからD4DJ(Dig Delight Direct Drive DJ)というアニメがTOKYO MXやBS日テレで放送されています。
D4DJとはブシロードが仕掛けているメディアミックスプロジェクト。
アニメだけでなく、声優を前面に出したイベントやライブ、ゲームなど様々な媒体を使った大掛かりなもの。
お正月には、それまでの再放送＆声優によるトーク番組を12時間放送するという気合の入ったプロジェクトです。
d4dj-pj.com
Wikiepdiaによると、「『BanG Dream!』、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』に続くブシロードの「音楽メディアミックス三部作」の第3弾」とのこと。
が、お正月に撮りためたアニメを見ていて、大掛かりなプロジェクトなのに、アニメがちょっと・・・と思ったので、ちょっと書き書き。
1点目は、作画が崩壊気味なこと。
3DCGの2D化（セルルック処理）と思うのですが、止め絵に3Dキャラが動くだけというシーンが多くて違和感ありまくり。
CGなら、もっと滑らかに動かせるはずと思うのですが、なんだかカクカク。
何より、なんだかデッサンが変。
モブキャラが適当すぎるのはおいておいて、主人公クラス(4人)でもこれはなんだ？という場面もちらほら。
下の絵はオープニングアニメですが、この親指はちょっと笑ってしまいました。
copyright2020 ブシロード
アニメーション制作は「サンジゲン」（蒼き鋼のアルペジオ）とかが担当していて、もっと良いものが作れるはずと思うのですが、
予算がすくなかったのか、納期が厳しかったのか、コロナで会社が稼働できていないのか・・・
まぁ、一見の価値はありますが。
2点目は、アニメの下部にtwitterの実況が流れること。
すべての放送というわけではなさそうですが、アニメの下部にTwitterの実況枠が表示され、タイムラインが流れること。
＞[http://yaraon-blog.com/archives/184380:title=TVアニメ「D4DJ First Mix」1話、画面下のTwitter実況がウザ過ぎるとお前らから不評ｗｗｗ 果たしてバンドリになれるのか？（やらおん）]
実況が「やらせっぽい」のは深夜アニメだから仕方がないとして・・・
アニメ自体の動きとはべつに、常に右から左へスクロールする実況枠があると、目が疲れて、見ているのが嫌になります。
3点目は・・・
映像の画質が悪い。悪すぎる。
もう、画面中「ブロックノイズ」だらけ。
15年くらい昔、DivXエンコーダーを使ってアニメを限界まで圧縮していた時代の画質か、それよりもひどい。
はじめ、ハードディスクレコーダーの故障かと思い、リアルタイムで放送を確認しましたが同じ画質でした（笑
copyright2020 ブシロード
OPアニメ、メインキャラの頭部
3Dアニメなんだから、地デジ解像度の1ドットまで作りこむことは可能ですよね。
なのに、このブロックノイズ。理解できません。
テレビ局に納品するときに、CD-R(640MB)を使ったのでしょうか(笑
メディアミックスは、「製作者に踊らされている感」があって個人的にあまり好きではないのですが、それでも好きになれれば、アニメだけでなくトーク番組や音楽など多彩な楽しみができます。
が、ファンの入口になるアニメに力を掛けなくてどうするの？と思ったfocuslightsでした。
