focuslightsの満たされない日々

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ハイスコアガール(アニメ)の破壊力

2018年夏クール(9月末) まで、TOKYO MXハイスコアガールのアニメが放送されていました。
hi-score-girl.com

ハイスコアガールとは・・・
1990年代前半のゲームセンターを舞台とした、ラブコメ作品(テレビ放送分)。
アニメではストリートファイター2(1992)~プレイステーション発売(1994)頃のゲームセンターにおける、男x女子2の中高三角関係マンガといったところでしょうか。

書籍のマンガも面白いのですが、アニメが・・・これまたすごい。

作画は超適当。
でも制作はJ.C.STAFFなので、おそらく原作への忠実性と、ギャップを狙った演出と思われます。

何がすごいって・・・
当時のビデオゲーム(ゲームセンターゲーム)の画像が、そのままで放送されていること。

カプコン(ストリートファイター)を中心に、セガ(バーチャファイター)、ナムコ(源平討魔伝)などなど。
各話の最後に出てくるクレジットの、ゲーム会社の名前の膨大なこと膨大なこと。
オープニングだけで、12のゲーム会社が名前を連ねています。
この作品を作るのにどのくらい手間がかかっているのでしょうか。

というか、ハイスコアガールを掲載しているスクエニって、一時期、著作権問題で訴えられていて、連載も数年止まっていたのに、よくアニメ化までたどり着けましたね。



しかし・・・
マンガとは違い、アニメは、当時のゲーム画像が出せるので、見ていて感極まるものがあります。

当時は、PS/サターン発売前の、第二次ゲームセンター流行期(対戦格闘ゲーム)。
私もゲームセンターに入り浸っていて、見ていて懐かしくなりました。
(私は、格ゲーは好きではなく、もっぱら、Daytona USA(SEGA)をひたすら極めていましたが)

そういう視聴者にとっては、このアニメは毒。

今のゲームセンターはプリクラなど女性の場所ですが、当時のゲームセンターは女性が全くいない、モテない男の空間でした。
そこでラブコメ。当時を思い出すと泣けてきそうです。

あれから、もう30年。過ぎ去った時間、失った時間を思うと泣けてきます。

それにしても・・・
いまのゲームって、3Dのポリゴン数とフレームレートは増えたけど、30年前から全く進化していないんだなぁ。と思います。

私の人生を変えたゲームは「ワールドカップ」(トラックボール)だと思うfocuslightsでした。


そういえば、スクエニ(スクエアとエニックス)って、当時はゲームセンターのゲームは出していませんでしたよね?