focuslightsの満たされない日々

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こち亀ってすごいな

こち亀こちら葛飾区亀有公園前派出所)とは・・
秋本治による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』において1976年から2016年まで連載された。通称及び公式略称は「こち亀(こちかめ)」。「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネス世界記録に認定されている(wikipedia)。
って、あえて書かなくても皆さんご存じですよね。

先日友人宅で、古いこち亀を読んでいた時のこと。
42巻に消えるインクの話が出てきました。

これをしっているかねきみ!
なんだ万年筆じゃないか・・・
わが研究所で作った特別のインクでなんと消しゴムで消せる
すごいなまともな発明じゃないか!
その特許によって年間5億の収益を得られておる

これって、フリクションボールペンの予言ですよね。
パイロットからフリクションボールが発売されたのが2016年(wikipedia)
一方、こち亀の42巻が発売されたのが1986年8月

30年も前にフリクションがヒットすることを予想していたんですね。

こち亀を読んでいると、ほかにも「当時はとんでも発明」と思われていた品が、現代になって、実用化されている例がちらほら。
秋本治という方は、ジャンプで、40年間休載したことのない鉄人と知られていますが、預言者としてもすごいと思いました。

ところで・・・古いこち亀見ていて一番笑ったのが、巻末の書評

45巻の巻末で「小説家」 竹内志摩子さんが「両津勘吉さまこそ理想のおまわりさん!」と書評をよせているのですが・・・
23歳当時の竹内志摩子さん。黒髪ロングで結構お綺麗です。
有吉反省会で豹の着ぐるみをきて下ネタを連発するバラエティタレントの現在からは想像できないお姿です。

もっとも、書評の冒頭が「精神的マゾ女の私は、物心ついたころから「お巡りさん」というものが大好きだった」と書いてしまうあたり、持って生まれた性格って変わらないようですが。

こち亀を読んでいると、巻末に超有名人が解説している巻がけっこうあります。
書評の人選もすげぇな。と思うfocuslightsでした。