居酒屋で料理しか食べない客
孤独のグルメ(テレ東)の第7シーズンが放送中です。
主役の松重豊さんの実写も悪くはないですが・・・
原作読者としては、オーダーの予想が外れた「食べ合わせ」(豚焼に豚汁を注文してしまう)などが面白かったと思うのですが、ドラマではそういう、オーダーミスはあまり登場しませんね。
あと、シーズン7まで来ると流石にワンパターンというか、食事シーン前の小芝居に飽きてきた感があります。(芝居シーンを早送りする時もあります)
世間では、孤独のグルメがヒットしたことによる弊害が語られはじめています
1つはドラマを真似して、お店のことを何もしらべずに入店して、場違いで顰蹙を買ってしまう客がいること。
もう一つは、ドラマの主役:井之頭五郎がお酒を飲めない設定で、それを真似て、居酒屋でお酒を頼まずに食事だけする客が増えたことだそうです。
特に、凝った料理を出しつつも、アルコールを提供することで利益を出しているお店にしてみれば、食事だけする客は低単価、低利益の迷惑な客でしかありません。
かくいう私も、昔は下戸の先輩と二人で居酒屋に通い、烏龍茶を頼んだだけで、お店の名物料理を食べ尽したりしていました。
今から考えると迷惑な客だったのですね。
そんな中、都内を歩いていた時に見かけた看板がこちら。
「当店はお料理を召し上がらないお客様の入店をお断りしています。」
これは
- 孤独のグルメみたいに、料理だけの客でも歓迎という意味なんでしょうか。
それとも・・・
- この店には、何も頼まずにずっと席を占領する客が居るっていう意味でしょうか?
昔、飲み会のあとの2次会で「ラ・ベルデ」というイタリアンレストランに行ったところ、「当店では、お客様一人あたりドリンクとメインを一つづつ注文していただくことになっています」と言われ、店員と喧嘩したことがあります。
高めのワインを注文するから料理は勘弁してもらえないかと交渉したけど却下。
結局2次会なのに、20品ほどのピザやパスタがならび、ほとんど余った記憶があります。
この看板って、二次会の居座り防止なんでしょうか。
お店を維持していくのって大変なんだなと思うfocusligtsでした