focuslightsの満たされない日々

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見たくない人間を消去できる社会

WIREDにゴースト・イン・ザ・シェルの実写版に関する冲方丁のインタビューが乗っていました。

wired.jp

未来のテクノロジーは「描けない」──冲方丁、実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』を語る
 現在公開中の映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』。『WIRED』日本版が開催した公開前の3月29日に読者限定の先行試写会のアフタートークのゲストには「攻殻機動隊ARISE』シリーズの脚本などを担当した作家・冲方丁が登壇。テクノロジーを描くことの難しさを語った。

冲方丁さんといえば、「攻殻機動隊ARISE」の脚本を担当したことで有名な作家。
攻殻機動隊ARISEは、攻殻機動隊シリーズの中で最低の駄作で、一級戦犯に当たる人物。

正直、あまり好きではないのですが・・・インタビューを読んでいて、「おっ」と思う発言があったので引用。

いま、現代のリアリティで未来のテクノロジーを描写しようとすると「何もない」表現になってしまう。
(中略)
ビルに光学迷彩を使って誰もが景観を気にせず高層建築に住めたり、広告はGoogle Glassのようなもので見たい人だけを識別できたりしていてもおかしくはない。そこでは「情報がスワイプされて消えていく社会」を描かないといけないのですが、今度は「誰が見たか」の描写が必要になってくる。

おお。
googleグラスを架けて、見たい人だけを選別して、見たくない広告はスワイプで消してしまう。
斬新です。こういう発想はありませんでした。



もう一歩すすめて、見たくない人間はスワイプで消してしまえる社会っていかがでしょうか。

最近、職場にコミュ障気味の人がやってきて、やや面倒な雰囲気になっています。

仕事はちゃんとできるので、問題がないといば問題はないのですが・・・
視点が狭く、こだわりが強く、周囲とぶつかることも度々。

 私は、責任を回避しつつ適当に放置しているのですが・・・
 正面から議論する人、解決を試みようとする人などがいて職場がギスギスしています。

なるべく関わらないようにしているのですが、完全に無関係ではいられません。

こういう人を、右手の人指で視界外にスワイプできたらどんなに幸せだろう。と思った次第(笑



ちなみに、アスペルガー症候群の人と相互関係を築けず、周囲の人が身体・精神症状を呈する「カサンドラ症候群」というそうです。
カサンドラ症候群 - Wikipedia

カサンドラ症候群、カサンドラ情動剥奪障害とは、アスペルガー症候群の夫または妻(あるいはパートナー)と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である。

コミュ障は他人に伝染するので、人事部はちゃんと排除するなり、隔離してほしいなぁ。と思うfocuslightsでした