先日社外の数名の方と、共同でプレゼンする機会がありました。
内容はシンプルで、ストーリも無難に合意。
凝ったプレゼン資料を作る必要も無いので、メンバーの一人が、作成を引き受けてくれました。
あとはメールで微修正して完成にしましょうということで、解散しました。
で、翌日、送られてきたパワーポイント資料を見て愕然。
なんか、中国語みたいな文字は混じっているし、ちょっと特殊な文字も読むのも不可能。
他のメンバーにメールで訪ねてみたところ、「普通に表示されてますよ。」とのことで、私のパワーポイント環境の問題のようでした。
文字化けした文字を確認したところ・・・
「AR P丸ゴシック体M」というのが原因な模様。
ということで、パワーポイントの編集の際に「フォント埋め込み機能」があるので、それを使いましょうと提案したのですが・・・
全フォントの埋め込みをするとファイル保存にとても時間がかかる上、ファイルサイズも肥大化するので、メールが大変なことに。
ということで、微調整は他のメンバーで行うこととなり、私は、メールで指示だけ出すという偉そうな立場にされてしまいました。
でもって、プレゼン本番。
代表者の発表をフロアで見ていたら、愕然。
私が、自宅で見ている文字化けだらけのプレゼンスライドになっていました(笑
原因をしらべてみると、「AR P丸ゴシック体M」はoffice 2016(office 365)でインストールされるようで、私の自宅PC(office 2013)では他のフォントに置換されて、文字化けしてしまう模様。
で、プレゼン会場のPCはOffice 2013だったようで、私の自宅と同じ表示になったようです。
それにしても・・・
これが、3rdパーティ製製品とかわかるのですが、
Office 2016で新たにフォントを追加しておいて、Office2013(現在延長サポート期間中)でまともに表示できないようにするなんてマイクロソフトはいったい何を考えているのでしょうか。
日本語フォントを追加するなら、Office製品だけでなく、サポート中のOSにも追加すべきではありませんか?
後方互換性なんて無視ですか?
文字化けだらけのスライドを表示することになる、プレゼンターの事を考えたことはあるのだろうかと思うfocuslightsでした。
ま、日本MSの社長は、日系とはいえ、本当にフォントのことで悩んだことがあるとは思えないですがね。