混雑解消のために大型オフィスビルには、住居エリアを義務化すればいい
最近あまり言わなくなりましたが、小池知事は選挙時には通勤電車の混雑解消を公約にしていましたね。
電車を2階建てにするとかなんとか。
そんなことの前に、「通勤しなければならない」=仕事場と住居が離れていることのほうが、問題じゃないかと思います。
片道1時間通勤、年間200日労働として、通勤に400時間。
時給3000円とすると、その分残業に回せば年120万円分の稼ぎです。
なのに、会社の近くに住むのではなく、わざわざ会社から遠い場所に住居を借りる社員がいます。
なぜか。
大抵の会社はそうですが、住居手当は住む場所にかかわらず定額か、ほとんど一定なのに比べ、通勤手当は、どんなに高額でも全額支給。
郊外に住めば、同額の住宅手当でも大きな家を借りられる上に、通勤代の負担も無い。
時間さえ我慢すればよいという今のシステムが、都内勤務者がわざわざ埼玉や千葉に住む理由です。
知り合いで、わざわざ高崎に家を借り、通勤手当が月10万を超える友人がいます。(私だと月7千円)
クレジットカードで定期を買ってマイレージにして、出張時の飛行機のアップグレードに利用しているそうです。
他人が通勤に2時間かけようが、知ったことではありません。
私は、現実的な料金で本当はもっともっと職場に近いところに住みたい。というのが本心です。
となれば、東京都知事にお願いしたいのは・・・
都内に大型オフィスビル/商業施設を建設する際には、フロアの20%をワンルームマンションにし、従業員に割り当てることを義務付ける。です。
こうすれば、
- 独身従業員はそのビルに住めるので通勤地獄から開放される。
- 都心の住民、特に税率の高い独身者が増える。
防音と換気さえしっかりしていれば窓なんかなくてもいいし、週末は郊外の別荘に行くと思えば狭くてもさほど問題ありません。
平日の寝泊まり用と思えば、20 m2(ヘーベ)で十分です。
商業/オフィス/居住一体化ビルディング。
いいアイデアだと思うのでしょうかいかがでしょうか。
通勤時間がゼロになればいいなと思うfocuslightsでした。
ま、在宅勤務ですべて済めば問題無いのでしょうが、現実的にはそうはいかないので。