農化学研究のアイデア
昔、研究者だったこともあって、「こういう研究をすれば、世の人のためになるかなー」なんて思うことがあります
で、先日、ローカル線に乗って、ぼんやり車窓を眺めているとき、ふとアイデアが思いつきました。
地方に行くと、線路の周りって、家も田んぼもない空き地なことが多いんですが、たいてい、「葛」か「セイタカアワダチソウ」が生えています。
前者は繁殖力が強く、あっという間に地面を覆い尽くすため、他の植物が成長できなくなります。
後者は、根から毒素を出して、他の植物の成長を阻害すると言われています。
いずれにせよ、空き地に勝手に生える、成長力のつよい植物たち。
もしもこれが食用で、美味しいとか、栄養価が高いとかだったら、人類の食糧危機を救えるのではないでしょうか。
私が、植物学者だったら、葛の繊維分を減らし、デンプンを増やすような遺伝子操作をして、こっそり日本中に繁殖させたかもしれません。
それとも、糖度の高い実(イモ)を地中に作り出すように品種改良したセイタカアワダチソウのほうが良いでしょうか。
なんだか、マッドサイエンティストみたいですね。
自宅に遺伝子操作のキットがあればなぁ。と時々思うfocuslightsでした。
ま、科研費/AMEDは通りそうもないですが(笑