Panasonicはいつでもコンピューターウィルスを作れる
それほど使用頻度は高くありませんが、PCを持ち出す必要があるときは、PanasonicのLet's Note (AX)を使っています。
第3世代Core i5で、ヘビーユースには力不足になりつつありますが、Windows10が動作し、小型で頑健。
追加バッテリーを購入して使用しています。
が、このLet's Note。
バッテリーから発火の可能性があるということで、2018年3月にリコールの対象になっていました。
リコールと言っても、バッテリーパックを交換してくれるのではなく、「バッテリーの充電量を強制的に減らすプログラムをインストールしろ」という「なんちゃってリコール」
インストールにより、バッテリー駆動時間が80%になるとのこと。
他のLets Noteシリーズ(SX、NX、S10、N10)は、リコールで一度バッテリーパックの新品交換をした上で、プログラムのインストール要請。
これなら、納得も行きます。
が、自分が使用しているAXシリーズは、バッテリーパックの交換対象じゃない。
でも、「性能低下プログラムをインストールしろ。」というリコール。
外出時の利用がメインのPCなのに、バッテリー性能を低下しろ。というのは無茶な話。
起動するたびに、「性能低下プログラム」のインストール画面がでていましたが、キャンセルしていました。
それも、この4月までの話。
これまでは、「性能低下プログラムのインストールのお願い」だったのですが・・・
先日利用しようとしたところ、インストールしないと、PCが利用できないように変更されていました。
CF-S10/N10/SX/NX/AXシリーズのリコール対象パソコンをご使用中で、
まだバッテリー診断・制御プログラムをインストールされていないお客様に、新たなインストール促進策を開始しました
Windows Updateを経由した、弊社のドライバーソフトの配信により、まだインストールをされていないお客様のパソコン上にのみ表示いたします。
Windows Updateを用いて、強制的なプログラムの配布。
さらにこの「お願い」。PC起動時に画面いっぱいに表示され、「インストールする」ボタンを押す以外の操作を受け付けない強制仕様。
Windows+Tabによる画面切り替えや、Ctrl+Alt+Delによる強制終了も無効化するプログラムをWindows Update経由で強制実行させるなんて、ウィルスを配布するのに等しい悪行だとおもいます。
それにしても、他のシリーズでは、バッテリーパックを回収交換したのに、なぜAXシリーズだけは交換してもらえなかったのでしょうか。
交換した上で、さらなる対策が必要なら「性能劣化プログラム」も受け入れやすいと思うのですが、何もせずに、性能を80%に制限しろといわれても、素直に従えません。
そろそろ潮時かと諦め、Lenovo PCを注文したfocuslightsでした。