focuslightsの満たされない日々

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Tableuに仕返しされた話

いま大学で論文を書いています。

論文は内容が大事。
とはいえ、見栄えも無視できません。
特に、3次元の散布図で、データごとに点の形や大きさ、色も変えて・・・
となると、Excelにグラフ機能では刃が立たず、それなりのツールが必要になります。

で、登場するのがBI(Business Intelligence)ツールと呼ばれるもの。
企画・営業系で有名どころはTableau。製薬系で好まれているのがSpotfireとかでしょうか。

かくいう我が社も、数年前にTableauかSpotfireのどちらかを導入しようということになり、RFI(Request for Information)を起案して選定作業に携わったりしてました。
甲乙つけ難かったのですが、最終的に選んだのは・・・
やはり製薬系ということでSpotfireを導入することになり、Tableuの営業さんにはごめんなさいというのが数年前の話。

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で、今回、論文のグラフを書くにあたり、グラフツールを探していたのですが、Tableu社が学生向けプログラムを提供しているのを見つけました。
Tableau 学生向けプログラム
認定された学生は、Tableu desktop1年間無償で利用できるとのこと。

これはラッキー。と、フォームに必要事項を入力して、待つことしばし。
ちゃんと教育期間メールアドレス(ac.jp)で登録したので大丈夫だろうと思っていたところ・・・
「学校が発行した、学生であることを証明する書類を写真に撮影して送付してください」というメールが届きました。
ということで、学校印付きの在籍証明書の写真をおくったのですが、「unable to approve」(認めない)とのこと。

アカデミックライセンスの発行は外部に委託しているようで、そことの英文メールの応酬、
私:「この書類は学校が発行した正式な在籍証明書である」
相手:「認めない」
私:「日本では、赤い角印は学長のサインと同等の意味を持つ」
相手「残念だが認められない」
と何度説明してもだめ。

手元には、以前社内導入を検討したときの日本の営業さんの名刺があったので、そちらに連絡しようかとも思ったのですが・・・
結局我が社では導入を見送ったので、今更連絡できないですよね。

最終的に諦めざるをえませんでした。残念。

Spotfireも学生向けプログラムをやっているのですが、こちらはクラウド版で、大規模データの処理には向かないんですよね。
かといって、会社にデータを持ち込むわけにも行かず・・・(持ち込めるが、持ち出せないので)

なんだかんだいって、Rのggplot2を駆使することになりそうなfocusligtsでした。