focuslightsの満たされない日々

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「ゾンビランドサガ」が意外と良作だった件について

2019年冬クール(1-3月)にゾンビランドサガというアニメが放送されていました。(春クールに再放送中)

死んでゾンビになった少女たち(7人)が佐賀県でアイドルグループを結成して成功するというお話。
zombielandsaga.com


アイドルが何故かゾンビ。というのと、舞台が佐賀県。というを除くと、「ラブライブ」のようなアイドルグループアニメのテンプレート。

声優陣も、7人のアイドルの一人が 三石琴乃さん。プロデューサー役が宮野真守さんなのを除くと、主要メンバーに超有名声優と呼ばれる人は少なめ。

タイトルから見ると、絶対C級アニメだなと、思いきや、ちょっと違っていました。

まず、アイドルがゾンビ、というところからもわかるように、アイドルアニメに、ギャグ要素満載。
アニメのテンポがよくて、飽きさせないところが良いですね。
原作は呼んでいませんが、漫画が既刊1巻(wikipedia)で12話なので、監督がよほど優秀なのでしょう。

あと、想像以上に音楽も気合が入っている感じでした。


特に良かったのは、8話の劇中歌の「To my Dearest」でしょうか。
死んでゾンビになった「6号」が生きている父親に贈る歌

いきなり、ラップから始まって、「手抜き劇中歌か」と思わせておいて、途中からバラード。
To my Dearest 作詞 古屋真

あなたと居た世界
あなたの居ない未来
遠くへ離れてゆくけれど
もらった勇気を誇りに進むから
ずっとずっと見守っててね


ゾンビランドサガ『To My Dearest』【Full HD】

死んでしまったので、「遠くに離れてゆく」。でも「見守っててね」
矛盾しているようで、ゾンビアイドルなら可能ですね。

ちなみに世の中の評判は、7話が神回とされているみたいです

境宗久監督の次回作に期待しているfocuslightsでした。