focuslightsの満たされない日々

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どうして戦闘機って、前方にしか機銃をつけていないんだろう

2019年春クール(1~3月)に「荒野のことぶき飛行隊」という飛行機萌アニメが放送されていました。
萌アニメ要素に、第二次世界大戦頃を彷彿させるレシプロ戦闘機がドックファイトを3Dアニメにした作品です。
kotobuki-anime.com

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荒野のコトブキ飛行隊 (c) バンダイナムコ

作品の良さは置いておくとして、素朴な疑問。

エースコンバットとかのゲームをしていて思うのですが、機銃での撃墜やミサイルのロックオンは敵機の後方から行うのが常道。
機銃は前方しか無いし、ミサイルもレーダーも前方ロックオンが前提だから。
なので、相手の後方に位置するため、お互いにぐるぐる旋回する「ドックファイト」が必要になります。

が、荒野のことぶき飛行隊に「後方銃座」(射手を載せて後ろにも機銃を配置)が登場していました。
確かに、前方への機銃は、弾速に加え、飛行機そのものの速度も加わるので威力は有利。
一方、後方への射撃は、航空機の加速により、弾速が遅くなってしまう。
でも、敵機はこちらに向かってきているわけで、機銃と敵機の相対速度≒威力はそれほど変わりません。

いや、もう、後方だけでなく、左右上下全てに機銃をつけてしまえば、多少運動性能が劣っていても問題ないような。

現代の航空機は遠距離からのミサイル攻撃が主だから意味がない。という意見もありますが、ステルス機が発達しており、
ミサイルは万能ではありません。
また、対地攻撃には、高価なミサイルより機銃掃射のほうが有利。

どうして、360度機銃装備戦闘機が登場しなかったんだろう?と疑問に思ったfocuslightsでした。

ところで、荒野のコトブキ飛行隊。ヒロインの6人の少女を始め、敵役とか、航空でガンガン撃墜されるのですが、なぜかほとんどの場合生きて不時着するのが笑っちゃいました。
まぁ、エースコンバットみたいに主人公が一度も撃墜されずに敵を1000機撃ち落とすほうがファンタジーですが(笑