focuslightsの満たされない日々

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「消えるボールペン」禁止令

先日、会社のリスク管理委員会長(理事)名義で、全社員にメールが送信されました。

全社員宛のグループメールなんてあるんだ。と思ったのは別の話。

通常使わないような、太字の明朝体で書かれた通達は以下の通り、

今後は、消えるボールペン(通称フリクション)を業務に使用することは一切禁止する。
また、社外からの誤解を防止するため、社内で所持することを禁止する。
現在個人所持している者は、1週間以内に持ち帰ること。

ん?
メールには理由がありました。

会社のホームページに設置してある問い合わせページに、以下のような投稿があったとのこと。
「御社の社員に、受領確認のサインをお願いしたところ、フリクションボールペンを用いてサインされました。
文書偽造が問題になっている今の状況で、消せるボールペンを業務に使用しているのは良識を疑います」

だそうです。

以前にも書いたかもしれませんが、私は消せるボールペンがすきではありません。
医薬品開発関連では、まだまだ紙文書の保管業務が結構あるのですが、その署名がフリクションだと問題になります。
(必ず「青もしくは黒のボールペンまたは万年筆で署名すること」と但し書きがあります。)
なので、私の業務の一つに、部下やメンバーが持ち帰って来た文書が、フリクションでサインされていないかチェックするというタスクがあります。
(ペンの後ろの消しゴム部分を使うため、フリクションを1本所持しています)

が・・・
たかだか、受取のサイン。
一体、どんな受け取りかわかりませんが、よくあるのは、宅配便の受け取りか、外注業者の納品確認。
どちらにしても、フリクションで目くじらを立てるような文書は思いつきません。
おそらく、受け取りのときにトラブルか何かがあって、その腹いせにホームページに投稿したんじゃないかと思います。

それより解せないのが、リスク管理委員会の対応。
「外部文書禁止」はわからなくもないですが、社内で所持禁止って、制限しすぎじゃ無いでしょうか。
シャープペンシルは所持していてもOKでフリクションは処罰の対象って、視野が狭いですね。



個人的には、上でも述べたように・・・
フリクションの消しゴム部分を所持できなくなると業務上困ります。
なので、フリクションボールペンのペン先部分と、インク部分を除去し、「消しゴム部分だけ」の文房具にしました。
上司に相談したところ、ペンの周囲にFRIXION BALLって印刷されているから、見つかると面倒だぞ。とのこと。

しょうがないので、紙やすりで、印刷部分を消すか、どう見ても筆記用具では無いようにする必要がありそうです

通常の消しゴムくらいのサイズで、フリクションインクが消えるグッズって無いかなぁ。と100円ショップを物色していたfocuslightsでした。