客先常駐SEについてユーザーからみると・・・
ここ数日IT 客先常駐(SES/派遣/請負)の記事が活発です。
発端はこちらの記事でしょうか。
anond.hatelabo.jp
警告する、具体的な事業内容を記載していない求人を出す会社に新卒が入るのは危険だ。
しかし学生のレベルによってはクソみたいな会社から、クソくない会社を探す羽目になる事もあるだろう。(中略)
自己責任を理由に闇に葬りされないようにな。
否定的な記事も有るようです
www.orangeitems.com
後者の記事を書かれた方はSE歴20年以上の方の模様。
最初の増田にインラインでダメ出しをするような記事構成になっていることもあり、
「強いSEが書いたブログ」とレッテルを貼られています。
会社の規模やスタンス、筆者の立場の違いもあり、一概にどちらが正しいとも言い難い感じです。
ちなみに私は、SEでもIT業界でもないのですが、社内に「客先常駐SEさん」が2チームいらっしゃる環境ではたらいています。
直接私の業務内ではない(多少関わるくらい)ので、契約書まで確認していませんが、片方のSEチームは個室を与えられているのでおそらく請負。
もう片方のチームは、執務室内で社員の指示を受けて仕事をしているので、派遣契約なんじゃないかなーと思います。
請負チームがやっている仕事って、IT関係の苦情電話やメールに「サポート」と言う名の「お詫び」をして、インシデントレポートを書く業務。
執務室内チームがやって仕事って、社内システムのマニュアルの改訂とか、IT関係会議に出席してボイスレコーダーからの会議議事録起こし等の雑用。
話を聞いていても、この人達ITの専門家?といったレベルの会話ばかり。(先日は文字コードの差異について見当違いの試行錯誤をしていましたね)
客先派遣で、客先のレベルに合わせて仕事をしていたら、その仕事が終わったときに、一線のSEとして仕事ができるのかなぁ。と心配になってしまいます。
ITで何かを実現するために、日々鍛錬しているクリエイティブなSEと、単に多少ITに詳しいという理由で雑用を処理しているSESを、SEという枠で一括りにするのは間違っているような気がします。
まぁ後者の仕事のほうが楽で、「xxx社でn年常駐」ってキャリアが残るのでしょうが。
SEにならずに、「プログラミングもできる社員」になって良かったなぁ。と思うfocuslightsでした。