focuslightsの満たされない日々

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Paintgraphic3(画像編集ソフト)の最低限の使い方集

Paintgraphic3という画像ソフトがあります。

ブログを書いていると、写真を加工することが頻繁にあります。
主にやりたいことは

  • 傾き補正
  • 台形補正
  • 不要物除去
  • 色相補正

で、Photoshopは高くて手が出ないので、これまでgimpを使っていました。
が、gimpはマニアックというか、操作系がいまいちなじまないというか・・・

もう少し素直なソフトはないかなー。とフリーソフトを物色していました。

が、なかなかいいものが見つけられないうちに・・・SourcenextでPaintgraphic3という市販ソフトを発見。
それもセール価格で1000円!

レイヤーも使えて結構高機能なようですが、世間での評判は「高機能だけどマニュアルがゴミでよくわからない」「ユーザーが少なく、ネット上に情報がほとんどない」とのこと。

1000円(通常4500円)ならまぁいいか。ということで購入してみたところ、ようやく最低限の使用ができるようになったのでメモ。



目的別、Paintgraphic3の使用法

傾き補正

傾き補正は今のところ2種類発見していて
①「ドキュメント」メニュ→傾き補正(P)
ツールバーの「マウスで自由に回転」

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プレビューを見ながら微調整したいなら、前者がおすすめです

台形補正

斜めから撮影した写真を台形補正(逆変換)でまっすぐ(長方形)にしたいなら
・「フィルター」メニュー→「デジカメ補正」→「歪み補正」
で、4つの頂点を選択して「切り抜き」

gimpでは台形補正(逆変換)を使っていたのですが、変換後縦横比がとんでもないことになることが多かったのですが、こちらはそのまま利用可能なことが多いです。(必要なら比率調整)

不要物除去

不要物除去がいまいち使いこなせていないのですが、
ツールボックスウィンドウの2つの目のタブにある「修正ツール:スポット修正」が不要物除去に相当するようです。
あと、隣の、「修正ツール:スタンプ」はgimpスタンプツールのように、指定した場所と同じ柄のスタンプで修正することで不要物が除去できます。
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トーンカーブやレベル補正は「フィルタ」メニューの色調補正から通常の手法で可能。
・画像への書き込みも「ツールボックス」の「ペンツール:鉛筆」で可能。(gimpみたいにパスを引いて・・・ということはありません)
・レイヤー同士を重ねてから、加算・減算処理も直感的にわかりやすい。

切り抜きやレイヤーも使えて、値段にしては良いツールかなーというのが今のところの印象です。



gimpの操作系にいまいちなれないかたにお勧めです。


アルファチャンネルはどこにあるのかなー。と試行錯誤中のfocuslightsでした

Paintgraphic 3|ダウンロード版

Paintgraphic 3|ダウンロード版


一通り、機能のそろった良いソフトだと思っていたのですが、最近になって致命的な欠点を発見。
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こちらのサイトでも触れられているのですが、ソフトが確保するメモリ量が少なくて、ちょっと大きな画像をコピーペーストしようとすると「画像が大きすぎるのでクリップボードに転送できません」とエラーになること。

画像ソフトで、メモリ確保2GBって、何年前に設計されたソフトでしょうか。

単体ソフトとしては結構優秀ですが、ほかのツール類と連携を考えている方はお気を付けください。