focuslightsの満たされない日々

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富士登山持ち物リスト

先日、富士山に登ってきました。

わたしはこういう旅行では、いろいろな小物を持ち込むor現地購入して快適に暮らしたいタイプ。でも、登山では僅かな重さでも疲労度に大きな影響を与えます。
 
 もう一つの要素が天候です。
 先日登山した際は、初日が大雨・風、2日目が晴天という状況でした。
 5合目にはコインロッカー(吉田口なら雲上閣)があり、装備品の最終選択が行えます。初日、雨が降っていたら不要なもの・それでも持って行くべきものなどの基準を
 
登山時(全体を通して)必要なもの(山小屋まで)

品名 コメント
雨具  天候・気温により調節するので、上下セパレーツタイプが必須。安い雨具だと初心者に見えるので、これだけはブランド品を推奨(笑)。フードが付いていて耳がカバーできるものが必須(風で耳が凍傷になるのを防ぐため)
登山靴 上りは岩場、下りは砂利(溶岩の砕けたもの)なので、①足ぞこが厚く、グリップのしっかりしたもの②小石の侵入を防止するハイカットのものが必須。古い登山靴だとソールが剥がれたりするので、新品を購入したほうが良いかも。
ザック 30Lくらいが適。軽いほうが肩への負担は少ないです。
ザックカバー 雨除け・砂よけで、リュックに常時着用。ブランド品ならちょっとかっこいい。ステッキを持つならその分を考慮したサイズ・形状を
手袋 100円ショップの滑り止め付きの軍手(撥水加工する)が良い。はじめ「ゴム加工されたガーデニング用手袋」を使っていたのですが、雨の日に風が吹くと冷たくなって凍傷になるかと思いました。
腕時計 ツアーは時間厳守が命。防水の安い腕時計を
帽子 大きなつばの付いたやわらかい布製の帽子がベスト。紫外線防止と、風雨時には耳もガードしてくれます。ゴムひもを縫い付けて、飛散防止に
タオル 首周りの防寒、汗拭きに1枚
飲料水 常時500mL-1Lをキープするようにこまめに購入(ペット2本)。8合目以降は1本500円ですが、高価なのはしょうがないです。深夜の「ご来光登山(ブルドーザールート)+お鉢巡り」及び下山時は4時間以上給水ポイントが無い場合があります。脱水症状・尿排泄が滞ると高山病になりやすくなるので注意
ボトルカバー ボトルが潰せる飲料水(いろはすサントリー天然水など)は持ち運びに便利なのですが、衝撃に弱いので、ボトルカバーに入れたほうが良いです
サングラス 晴天時、ご来光その他頻繁に必要になります
ウエットティッシュ 大判20枚入りを1つ。2つ目は不要でした
100円 両替も出来ますが常備しておくと便利
行動食 立って食べられるもの。「ブラックサンダー」(4枚)が便利。あとキャンディ(ドデカミンなど)。1袋で十分。塩飴系は喉が乾くのでおすすめしない
スマホ GPSでルートを記録して記念に。常時防水ケースに保管
デジカメ 趣味で。コンデジ+1眼レフで登山。重かった・・・・それほど撮影するところもない(歩きながらの撮影は危険。ツアーでは勝手に休めない)ので、メモリは32GBで十分(予備不要)。
布テープ 補修等を想定したが特に破損せず。ザックのチャラチャラした部品を仮止め下程度。念の為に

宿到着~ご来光登山~下山時に必要なもの

バイル充電器 携帯とコンデジ充電用に。山小屋ではコンセント使用不可
ガム 歯磨きできないので
耳栓 山小屋はいびきがうるさい
小さなライト 山小屋消灯後の物探しに。キーホルダータイプの超小型(赤色)のものがあると便利
酸素ボンベ 起床時に、軽い高山病になっているので、酸素があると楽。一呼吸だけなので、仲間がいればシェアできる程度。本格的な高山病になった場合はボンベ程度では無意味です。
防寒着 ご来光時必要。長袖Tシャツ+ユニクロフリース(+レインコート)
ニット帽 100円ショップのニット帽(ヘッドライト併用)。耳が隠れることが必須。バラクーダ(目出し帽)だとなお可だが、変人扱いされるかも。
ヘッドライト ご来光深夜登山(とくにお鉢巡り)に必須。暗くて他人からは見えないので、釣具屋の安物(300円程度)で十分
使い捨てカイロ ご来光待ち時に、両ポケットに1つずつあると快適。それ以上は邪魔。宿出発前に開封してあたためておく。
レジャーマット Candoで売っている4つ折り小型のもの(25cm)。8-6合の下りはベンチ等が一切無く、単調な砂利道なので、マットがあるととても便利。ザックの背中側クッションとしても優秀
ポール 体重のかけられる柄がT型のしっかりしたもの(疲れた時、寄り掛かるため)がおすすめ。(I字型は携帯に便利だが、意味があるのか?)。1本で十分で、2本目は邪魔でした。登山時(本8合目まで)は不要。ご来光時にブルドーザールートを選んだ場合は便利、下りは必須
ゲーター 上りは不要(岩場はつけるとあぶない)。下りは砂利道で小石が靴に入るので絶対必要。当日雨だったので不要だと思い、5合目ロッカーに置いて登山して、とても後悔しました。絶対必要です。
マスク 下山用に1枚。マスクしながらの上りは不可能なので、予備は不要です


5合目コインロッカーにおいていくもの

下山後の着替 富士吉田の温泉で清潔にしてから帰宅するため(全身分)
サンダル 温泉後、登山靴は絶対履きたく無いです
大きめのバッグ 行きは荷物をパッキングしますが、帰りはぐちゃぐはになるので、大きめのカバンひとつあると便利です

初日が雨なら、5合目コインロッカーに置いていくもの

登山時用の長袖シャツ 雨天時はTシャツにレインコートを着るため不要。(別途、ご来光時の防寒着は持っていく)
日焼け止め 2日目は午前中だけなので、晴れていてもサングラスと帽子で乗り切れます
タオル 晴天時は2枚必要ですが、初日が雨天なら1枚で十分

 
持って行ったけど、結局使わなかったもの

着替え 山小屋ではレインコートを脱いだ状態で寝て、防寒着を着込んで深夜出発します。男女同部屋で着替える場所も余裕もありませんでした。下着も靴下も2日間同じもの
ウインドブレーカー 防寒のためと思い、雨具の上から着用できるウインドブレーカーを購入したのですが使用せず。
手持ちライト ご来光時に使うかと思ったけど出番なし
アイマス 山小屋就寝時に使うかと思ったけど、タオルで十分
ネックウオーマー ご来光時の防寒はタオルのほうが優秀
トイレットペーパー 多くのトイレはトイペ付き。紙がない場合、紙を流せないので、トイペじゃなくても(ウエット)ティッシュで可
膝サポーター 下りでの膝衝撃防止と思いましたが、無意味なのですぐ外しました
100円ポンチョ 急な雨などで便利かと思ったのですが、富士山ではゴミを持ち帰らなければならないので、使い捨て=その後はゴミを運搬する。のと同義です。
予備電池 ヘッドライトには新品を入れていけば十分
傷薬 怪我しませんでしたし、いざというときはガイドさんが処置してくれます
ルートマップ 事前に記憶し、スマホに格納。あとは看板で十分
山小屋用スリッパ 使いませんでした。山小屋は本当に寝るだけです
洗面具 歯ブラシetc。使いませんでした
アルミ製エマージェンシーシート 使いませんでした


基本的な服装(男性)は・・・
登山時:晴れていればTシャツ+長袖Tシャツ。雨天ならTシャツ+レインコート(雨天なら長Tは置いていく)
ご来光時:Tシャツ+長袖Tシャツ(登山時とは別)+フリース+レインコート
下山時:Tシャツ+長袖Tシャツ(雨天ならレインコート)+ゲーター

(お金をかけたければ、それなりの服装でどうぞ)

「やまのすすめ」をお手本に行動食に栗羊羹を持って行ったのですが、休憩中は手間がかかって現実的ではありませんでした。が、宿の食事が全く足りず、山小屋でおいしく頂きました。