focuslightsの満たされない日々

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蛍光灯全廃って、どこのバカが考えたんだ?

www.asahi.com

蛍光灯、実質製造禁止へ 20年度めど、LEDに置換
 政府は、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、国内での製造と国外からの輸入を、2020年度をめどに実質的に禁止する方針を固めた。省エネ性能が高い発光ダイオード(LED)への置き換えを促す狙いだ。

少し古いニュースになりますが、2020年をめどに蛍光灯の製造が禁止されることが決まっています。

表向き、「省エネ」と二酸化炭素対策を全面に出していて、白熱灯と蛍光灯を廃止するとしています。
が、実際には、LEDはそれほど電力効率は良くなく、発熱によって壊れやすいことは周知の事実

本当にエコなの? LEDの誤解を考える
bizmakoto.jp


実際には「水銀禁止」が絡んでいます。
日本は「2014年に水銀条約」に批准してしまい、水銀の輸入製造が禁止されることが原因です。
蛍光灯には僅かながら水銀が使われており、その結果、蛍光灯が全廃されるようです。

とは言え、2020年までに日本中の蛍光灯をLEDに置き換えるとなると・・・
膨大な量の設備の交換が必要になり、とてもエコとは思えません。
それに、LEDだって、製品によっては、ヒ素セレンといった、お世辞にも健康でないものが使われており、汚染の原因になるでしょう。

なにより、「水銀の製造、輸入、利用を禁止する」という、水銀条約の精神が異常です。
水銀は常温で液体で、密度が非常に高いという特性があり、元素の中でも利用価値の高いものです。

医療分野、測定装置、スイッチ、化学触媒など、さまざまな分野に影響し、将来の可能性の目を摘む愚かな行為です。

日本は、かつて水俣病という水銀公害に見舞われたことは理解しています。
が、その責任は、水銀を垂れ流した会社が追うべきです。
「水銀」という物質を悪者に仕立て上げ、、利用を禁止するなど、愚かな好意だと思います。