Linuxをインストールしてみた(2016年4月時点)
仕事でLinuxを使う案件が発生しそうなので、自宅の未使用ノートパソコンにLinuxを入れてみました。
その顛末など。
Linuxにはパッケージ管理方式の違いでDebian系(APT)、RedHat系(rpm)、Slackware系(rpm)などの幾つかの系統がありますが・・・
2016年4月時点での主流は、サーバーとして使うならRedHat系のCentOS、デスクトップで使うならDebian系のUbuntuでしょうか。
今回はnotePCにデスクトップ版をインストールしたので、以下のディストリビューションを試してみました。
- Ubuntu 15.10: 日本コミュニティも盛んで、ネットに情報量多い。Linux初心者に最適
- Zorin OS 11: Windows風で閉じるボタンが右上部にある。が、日本語入力環境の構築のやり方がわからなかった・・・
- Zorin OS 9:Zorin の長期安定版。インストールされるソフト(LibreOffice)などが古い
はじめUbuntu15をインストールしたのですが、ウインドウの閉じるボタン(✕)が左上にあり、どうもしっくりしませんでした。
一方、Zorin OSは、右上に閉じるボタンがあり、画面下部にタスクバーがあるなどかなりWindowsに近い感じです。あと、スタートメニューがあり、どのようなソフトがインストールされているのがわかりやすくなっています。(ubuntuはラウンチャーにはごく僅かだけ表示されて、あとは検索して探して自分で登録する仕組み)。
正直Zorinのほうが好みだったのですが、最新版(11)は日本語の入力環境を構築する方法がわからず。一方、安定版は日本語の問題はなかったのですが、ソフトが古く、入れ替えるのが面倒で、最終的にUbuntuを入れなおしました。
あとUbuntuは日本コミュニティも盛んで、ネット上に情報量が多いというのが決めてになりました。
wikipediaより
インストール手順
インストールはisoイメージをUSBメモリからブートして行いました。
手順は、
- Linux(Ubuntu等)のisoイメージをダウンロードする(1.5GBほど)
- UNetbootin(unetbootin-windows-613.exe)をダウンロード
- 2GB以上のUSBメモリを用意
- UNetbootinを起動してLinuxのisoイメージをUSBメモリに書き込み
- ノートPCのBIOS設定から、USBメモリの起動優先度を1番に設定する
- "Try Ubuntu without installing"を選択し、USBから起動する
- 起動後、"GParted"を使い、パーティションをすべて削除する
- 再起動して"Install Ubuntu"を選ぶ
- インストーラーが起動したら、Wifiの設定をしてネット接続できるようにする
- インストーラーに従いインストール
デスクトップUbuntuを使ってみた感想は・・・
① サーバーLinuxとデスクトップLinuxは別物と思ったほうが良さそう
② 起動まで10秒かからず快適。
③ firefoxが普通に使えるので、使い勝手はWindowsとそれほど変わらない
④ やっぱり、メジャーなOSのほうが情報量が多くて良
⑤ ウインドウの閉じるボタンが左上(mac風)はどうしても慣れない
でしょうか。
ubuntuを使ってみると・・・Windowsの画面(フォント)って本当に醜いなぁ。と感じました。
このまましばらく利用してみようと思ったfocusiightsでした。