focuslightsの満たされない日々

日々の恨みつらみなど。文句などありましたら、コメントへどうぞ

勘違いしていることってあるもんだ

この歳になると、いろんなことを学習してきていて、「へぇー」と思うことが少なくなる気がします。
(新しい技術とかは別として)

最近テレビを見ていて、「知らなかったー」と思ったことが一つ。

先日、「今そこにある危機」(トム・クランシー原作、ハリソン・フォード主演)の再放送を見ていたところ・・・
資金口座の差し押さえに激怒したコロンビア麻薬カルテルがFBI長官を暗殺するシーンがありました。

で、死体をアメリカに輸送した際、空港で流れていた曲が、
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今そこにある危機 copyright パラマウント

「遠き山に日は落ちて」でした。

星は空をちりばめぬ 今日の技をなし終えて 心軽く安らえば 風は涼しこの夕べ いざや 楽しき まどいせん

え?なんでこの曲が、アメリカ軍の楽団が演奏しているの?

と思って調べてみたところ・・・

「遠き山に日は落ちて」作詞:堀内敬三、作曲:ドボルザーク(新世界から)

てっきり、日本の民謡かなにかだと思っていたのですが、大正末期に日本人があとから歌詞をつけたのですね。
堀内敬三作詞『遠き山に日は落ちて』の謎(まどい、楽し、題名、初出)

このかた、浅田飴オーナーの3男で、「アヴェマリア」の作詞などもされているとのこと。

ちなみに、長年疑問におもっていた「まどいせん」ですが、上記サイトによると

「円居せむ」、つまり、「輪になるように一緒に集まって、仲良く楽しもう」という意味だということはすぐ分かるし、ネット上の意見もほぼ一致してる。「円居」+「せ」(するの未然形)+「む(ん)」(意志を表す助動詞)ってことだ。

へーーー

重いコンダラくらい、へぇと思ったfocuslightsでした。