focuslightsの満たされない日々

日々の恨みつらみなど。文句などありましたら、コメントへどうぞ

「~したり」って繰り返さないときもあるよね。(MSのおせっかい)

ときどき、MS-Wordで書いた文章を上長のレビューに回して承認をもらうことがあります。
(通常は、PDFでレビューですが、決済者の最終レビューだけ最終版のMS-Wordなど。)

で、面倒なのが、「MS-Wordの自動文章校正機能」
勝手に文章を書き換えたりするので、「オートコレクト」はすべてOffにしてあるのですが、スペルミスなどを指摘してくれるので、文章校正はOnにしています。

もちろん、決裁者の最終レビューに出す前に、MS-Wordの文章校正は一通りチェックして、問題無いようにしてからレビュー依頼するのですが、問題は「日本語の文法指摘」

一番厄介なのが・・・「~たり」という言い回し。
よくあるのが

>3月期の成績をもって、来期の判断をしたり調整等を行う
警告:「~たり」は繰り返して使います。
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たしかに、「~たり」って並列に並べる言葉で繰り返して使うのがセオリ。
上記の文章も、
>3月期の成績をもって、来期の判断をしたり調整したり等を行う

が正しいのかもしれません。
が、日本語は日々変化するものです。

「~たり」で並列の事象を述べるとき、後者がサ変動詞の場合は「~たり」を省略しても自然な文章に感じます。

PDFで、各部署にレビューを出しても指摘は付きません。

が、決裁者にWordでレビューを出すと、Microsoft社がご丁寧ね青線を引いて間違いを指摘してくれます。

結果、決裁者(部長クラスでこちらは反論の余地がない)から「~たりの日本語の使い方が間違っているので、修正して再度レビューをおこなうこと」といったコメントが帰ってきたりします。

正直、Microsoft Wordの文章校正の担当者に小一時間くらい説教したいくらいです。

MSのせいで、どれだけの人が迷惑をこうむっているかわかってほしいなぁ。と思うfocuslightsでした。