focuslightsの満たされない日々

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カラーコピー自粛令

製薬業界も不況なようで、社内で経費削減プロジェクトが活動しています。

製薬企業の経費って、研究開発と営業活動がほとんどなのですが、どちらも製薬会社の生命線で聖域なので、総務ごときが予算に手を付けるのはちょっと無理。

というか、開発経費って、5年先まで計画・承認されているのに、いまさらどうこうされても困るというか。

で、総務ができることといえば・・・
「コピー機リース費用の削減」とかしょうもないことばかり。

部内の会議とかは、液晶画面かプロジェクタに投影しつつ、参加者は各自の手元PCでWebEx(電話会議システム)で資料を見るという形なのですが・・・
ちょっと偉い人が参加する会議とかだと、メモ用に紙資料の配布が必要なんですよね。

で、先日、経費削減プロジェクトが「会議の手元資料はカラーコピーを禁止し、モノクロコピーの2 in 1にすること」と答申を出しました。

プレゼンターの発表資料はカラーでも構わないが、参加者(偉い人)のメモ用の配布物は白黒コピーにして経費を節減せよ。とのこと。
10ページの資料20人分だと1会議あたり10000円の削減になるとのこと(本当か?)。
あくびをしている老害を会議から外すか、会議自体をなくしたほうがよっぽど経費の削減になるとおもうのですが、まぁ根回しって大事ですからね。


で、先日その会議資料を作成することがありました。
A4両面印刷10枚(40ページ)の大作。
電子ファイルを事務局に送信して、配布用の印刷をしたところ・・・
「しまった。カラーで印刷しちゃった」先の答申以降、カラー印刷を配布すると、発表後に嫌味を言われると前任者に聞いていたので・・・
カラー印刷した1部のホッチキスを外して、白黒コピーで20部コピー。
で、カラー印刷したものはすべてシュレッダーへ。

一部始終を見ていた同僚は笑っていました。

白黒印刷資料を配布して無事発表を終えることができたfocuslightsでした。