最近プレゼンテーションの機会がありました。
会社の機密には全く影響しないフランクなプレゼン。
会社のロゴを使うわけでもないので、気ままに資料を作成していました。
とは言え、会社の決まりで、発表資料はCSR推進部と法務部のチェックが必須です。
以前も書いた気がするのですが、MicrosoftがOfficeのクリップアートを提供しなくなったので、法的にクリアーな'挿絵'を入手するのが結構難しくなっています。
今回は、RICHO様が運営する「PowerPointFactory」から「マトリックス図」を利用させていました。
パワーポイント | プリントアウトファクトリー | MyRicoh
こちらのサイト、「企画書作りに役立つPowerPointテンプレート集、パーツ素材&デザインテンプレート」
で、利用させていただいた図はこちら。
出典:http://www.printout.jp/factory/powerpoint/images/b_download.gif
Copyright RICOH JAPAN Corporation All Rights Reserved.
で、多少加工して、アイキャッチにしました。
画像の出典元も明記して、法的にバッチリ。と思ったら・・・
数日後、法務部から、資料差し戻しの連絡が。
法務部の見解
① 提出された資料は、RICHO様の著作権を侵害している。
当該サイトを確認した結果、下記のライセンス条項が明示されていた。
本サイトに掲載される情報は、各国の著作権法、各種条約及びその他の法律で保護されています。私的使用その他法律によって明示的に認められる範囲を超えて、これらの情報を使用(複製、改変、アップロード、掲示、送信、頒布、ライセンス、販売、出版等を含む)をすることは、事前に弊社の文書による許諾がないかぎり、禁止します。
よって、非営利のプレゼンテーションとは言え、掲示(プレゼン)や頒布(資料配布)は許されていない。
②RICHO様の著作人格権を侵害している。
画像の加工(縮尺変更)や自身の意見コメントを書き込んでいる行為は、著作人格権を侵害している。
結論:本画像を利用したい場合は、ホームページの手続きに従い、「事前に弊社(RICHO様)の文書による許諾」を得ること。だそうです。
うちの会社の複合機はリコー様なんですが、サービスマンのひとにお願いしてもだめでしょうかね。
日本の大企業(弊社もRICHO様も)生きづらい世界だなぁ。と思ったfocuslightsでした。