focuslightsの満たされない日々

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PMP®を1か月で取得する(その2:受験できるかどうか確認)

さて、前回PMPを目指した経緯をつづりましたが、テストを受けるには受験資格が必要です。
今からPMPを目指すひとは以下の要件を確認して、全部クリアしていることを確認してみてください。

受験資格

受験資格は下記のページがくわしいですが、

  • 36ヶ月間のプロジェクトマネジメント経験を含む、4500時間の実務経験

 おおむね4年ほど「プロジェクト」と名のつく仕事に関わっているイメージです。

  • 35時間の研修の受講:後述

https://www.pmi-japan.org/pmp_license/pmp/entrance_exams.php

私の場合、「外部業者さんを選んで、発注して、成果物を受け取る」という仕事なので、世間一般のプロジェクトマネージャーとはちょっと違うのですが、PMPの定義ではプロマネに該当するのでOK。

お金

この資格の最大の問題がお金です。
会社が全額負担してくれるとかならともかく、自己負担分がある場合はメリットと勘案する必要があります。

  • 35時間の研修:eラーニングで3万円から、集合研修で10万円~
  • PMI(Project Management Institute)入会費:139$ (15300円)
  • PMP 受験費用(初回):405$ (44550円)
  • PMP 受験費用(2回目):275$ (30250円)
  • 参考書(PMP試験合格虎の巻):3200円

国内分は消費税があるので、合計すると最低でも12万6千円は必要です。
( 1度テストに落ちる前提。1$110円換算)

●研修ですが・・・
大手IT企業では会社で研修を組んでくれるようですが・・・個人の場合自己負担。
集合型研修で10万円ほど。e-ラーニングでビデオ(音声を聞くだけ)なら3万円ほどです。
PMP Eラーニング」で検索すると複数ヒットするので、「お試し版」を見て決めるのが良いと思います。
この研修は試験対策にはほとんど役に立ちません。
正直「研修証明書をもらえれば十分」なので、どこを選んでも一緒・・・かというとそうでもなく、「35時間見続ける」ことができるかという点で選ぶ必要があります。
お試し版をいくつか見比べるとわかるのですが、講師によって「咳払い(痰がからんでいる)講師」とか、「えーー、あーー」と聞いていてイライラするビデオがあります。
私の場合、語尾に「お気を付けください」が口癖のビデオで、ちょっと笑ってしまいました。

●PMIへの入会
PMIのアカウント作成は無料で、入会しなくてもPMPは受験・取得できます。
が、会員になるとPMBOK(教科書)のPDF版がダウンロードできるので、分厚い教科書を補完できます。
それに、受験料がすこしやすくなるのと・・・
正式入会していると、「監査が通りやすい」という噂。

もっとも大きなメリットは、PMP取得後に正式会員としていろいろなメリットが得られるので、本気でPMPを取得するなら入会は必須です。

●参考書
上述の通り、教科書(PMBOK)のPDFは会員になればダウンロードできます。
電子ブックのほうが携帯に便利なのですが・・・
テスト勉強は冊子体じゃないとなぁ。という人もいると思います(この辺は好み)。
私の場合、先輩に使用済みの本をもらったのですが、Amazon等で購入すると7000円位するようです(オークションやメルカリだともう少し安そう)
PMP試験合格虎の巻」は最低限必要。でもこれだけでは合格は難しいでしょう。

PMP合格には運が付きまといます

  • 受験申請をすると、一定の割合で「監査対象」に選ばれて追加の書類を提出しなければならないのですが・・・

かなり面倒なので、2か月は余分にかかると思います。

  • テスト問題はコンピューターが200問出題するのですが・・・、2回受験したところ、傾向が全く違っていました。

「知識を問うような、答えが一つだけの問題」と、「どれも正解だけど、その中で最良を選ぶ」では正解率は全く違います。(後者は出題者の意図を忖度しなければならない)

④ パスポート:受験時の身分証明にひつようです。

あとは「合格してやろうという気合」でしょうかね。

第三回は合格までのスケジュールなど。