先日電車に乗っていたところ、トビラに貼られている転職会社の広告に目がとまり、ムッとしました。
今いる会社に残った方がいいという提案もできるのがプロだと考えます。
「転職しないで、今の会社で頑張りなさい」という、一見優しいアドバイスに見えます。
が、これは言い換えると、「あなたは転職市場において価値が無いので、とっとと帰ってください」と同義です。
エージェントからみて、時間の無駄だと思えるのでしょう。
それに、人が転職を決意するときは、給与とか福利とかの損得だけで動くのではなく、人間関係とか、キャリアパスの見通しとか、会社の将来性とかいろいろなことを考えているものです。
それを、エージェントが「転職をやめなさい」なんて、結構ひどい対応だと思います。
最近、先輩が他社に転職していきました。
今の会社は、そんなに待遇が悪いとは思えないのですが、「新しいことをやりたかったから」というのが理由だそうです。
先輩曰く
「転職エージェントは、転職者のために職探しをしているのではなくて、採用する企業のために存在している。
だから、こちらも複数のエージェントに登録して、一番マシな提案を選ぶのがいいね。」
と言っていたのが忘れられません。
そこにあるのは、信頼関係とかじゃなくて、お互いに使い捨てするという感じでした。
最近先輩が転職して、自分のキャリアを考えているfocuslightsでした。