focuslightsの満たされない日々

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前乗り後ろ降り、距離制の路線バス

当然ご存知と思いますが、日本の路線バスには、後乗りー前降りバスと前乗りー後降りバスの2主があります。

後乗りー前降りバス

後乗りー前降りバスの特徴は、乗車料金を降りるときに支払うことです。
 田舎などの長距離を走る路線の場合、短距離の乗客と、長距離の乗客が同じ料金だと不公平なので、乗車距離に応じた料金にしたいところ。結果的に、降車時に料金を払うため、運転手がいる前方ドアから降りる事になります。
 同時に、どのバス停から乗ったかを申告するため、後ろドアで整理券を受け取るのが通常です。
 この方式の難点は、乗客ごとに料金が異なるため、降車時の料金支払に時間がかかり混みあうことでしょうか。あと、初めて乗る路線では、料金がわからず、手持ちの小銭が足りるかどうかドキドキしなければいけない事があります。

前乗り-後降りバス

 前乗り-後降りバスの特徴は、乗車時に料金を支払うことです。
 全区間統一料金にして、乗車時に先払いすることにより、大量の乗客をさばくことができるため、大都市圏の路線バスは一般的にこの方式です。乗車前に料金がわかっているので、小銭を準備することができます(そもそもPASMOが普通ですが)
 あと、地方自治体が運営している循環コミュニティバスも定額・前払方式が多いですよね。

 ここまでは、当たり前のこと。世の中の路線バス(2ドア式)はこの2種しか無いと思っていました。

ところが、「前乗りー後ろ降り」かつ距離制のバスを見つけてびっくり。

 先日、「青砥駅」から「葛西臨海公園」まで行こうとして京成バスの「シャトルセブン」という路線バスに乗車しました。前乗り-後ろ降りタイプだったので、乗車時にPASMOを読取機に近づけようとしたら、運転手に読取機を塞がれて、「お客さん、どこまで行くの?」と尋ねられました。
 どうやら、「葛西臨海公園」までなら206円、その先の「ディズニーランド」までだと416円と目的地によって料金が違うそうです。
 運転手さんは、各乗客の目的地を覚えているの???とびっくり。
 ところが・・・さらに驚いたことに、途中駅で「休憩のため運転手交代します」とのアナウンスと共に、運転手が交代してしまいました。
 こんな雑な管理だったら、嘘をついて安く乗車することもできそうですが・・・
 まぁ、ディズニーランド行きの乗客は、それっぽい格好をしているのが普通なので、見た瞬間わかるのと、ディズニーで散財しようとしてる人にとっては、200円なんて誤差ですしね。
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 いずれにせよ、前乗り先払いなのに、降車バス停を予め申告するという驚愕のバス。世の中にいろんな仕組みがあるものですね。



 どうせなら、ディズニーまで行って、臨海公園まで戻ってみようかと思ったのですが・・・
 舞浜大橋を歩いて戻るのが面倒そうだったので、臨海公園で下車したfocuslightsでした。