このブログだって、専門外のことを調べて記事にすることがあります。
その行為自体、悪いこととは思いません。
他人の記事を引用して、批判をすると自分に帰ってくるかもしれないので、あまり好きじゃありません。
でも、ちょっとおもしろい記事を見つけたので引用
アセルスルファムKのラット♂半数致死量が6,971mg/kg
体重300gのラットに3g食べさせたら全滅。
ってそりゃそうでしょう(笑
アセルスルファムKは分子量201.24の左図のような構造式の化合物(画像はWikipediaより)。「K」とはカリウムを意味します。
上記記事の半数致死量6971 mg/kgということは、34.6 mmol/kg。
例えば、塩化カリウム(KCl, Mw74.55)換算で、2582 mg/kg 飲ませたことになります。
これはWikipediaに記載されている塩化カリウムの半数致死量(2600mg/kg ラット)とほぼ同じです。
アセルスルファムKの致死量をモル換算すれば、塩化カリウムの致死量と同じ。つまり、毒性は大量のカリウムが引き起こしたものってことです。
塩だって、一度に大量にのめば死ぬってことは、小学生だって知っています。つまるところ、そういうことですね。
別に、合成甘味料が安全だと主張したいわけではありません。が、甘味料の安全性を議論するなら、大量摂取時の急性毒性ではなくて、長期発がん性試験で議論すべきですね。
自分も気をつけなきゃ。と思ったfocuslightsでした。
(計算間違いしていたら申し訳ありません。ご指摘ください)